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1人50中会
弓
2022/01/05(水)
22:18
はい。仕事を終えて、午後稽古に行きました。
1人百射会のつもりでしたが、(まあ、適当なところで辞めるつもりで)、課題が昨日より見えたので、しっかり引きました。
100終わった時点で、半矢を切ってた(ToT)ので、急遽50中会に変えました。
途中、中だるみもあってですね。最悪の精神状態「中る気がしない」ということで、駄目だめではありました。
(逆に「中らない気がしない」「中る気しかしない」になると良いですね)。
今日の課題。
上半身が抜けるのは、重心が踵側にあるからではないか?(Y夫談)
もっと身体が弓に入り込むべき(するとつま先に重心がいくのでは?(Y夫談)
昨日のS氏の指摘「肩少し入れ気味」と相まって、ああなるほどなるほどということもあるんだが、的中は続かなかった。
何度か束ってあとはボロボロになったり。
というのも、今注意されているのは弓手。だから、馬手の抜けが悪い。
同時に両方治ることはないので、馬手は後回しと思っていたら、引っかかって離れないことが数度。
肩ばかり気にしていたら、弓投げちゃうし。
で、悩み多い中、後一中したら帰ろうと思っていたら、S教士の弟のMさんが来てて、私の射を笑うのよ-。
いや、良いんだよ。悪いところは笑ってくれて良いし、指摘はありがたい。
「あなたさー、すっごい小さくなってるよーw あと1㎝!」
そう言って笑う彼も、私と同じ2中で、さらに私が15位で、彼は16位だったんだがな。
しっかり肩を納めて! あと1㎝、欲を言えば2㎝多く引くの。そしたら中るから!
えー、Mさんいつもあまり中らないじゃないですかーと言いたいところをグッと堪えて「ハイ」と神妙に聞いていると察したらしく「俺? 俺はねえ、他人のどうすれば良いかはわかるんよー。でも自分はそれができないねー。あはは」とあっけらかんと笑う。
Mさんは、私が出会った人の中でもちょっと特異な人だ。強面で無愛想な感じで、訥弁というイメージなんだが、全然。でも話しかけてくれるわけでもないし、笑顔でもない。こっちから話しかけると、ちょっと嬉しそうにぼつぼつ話し出してくれるシャイなオジサン。
そのMさんが、「足りんのよ-。あなたの射は小さい、小さい。こーんなところまでしか引っ張ってないよ」と笑う。
私はちょっとむくれた振りをして、「じゃあ、お手本見せて下さいよー」と言うと、的前に立つ。
そのときはあの性格の良い20代のHくんも登場。2人でMさんの射を見守る。
Mさんは8本くらいガサッと持って出る(本当は駄目なんだよ)。
そして驚愕。ほぼ的中させた。
私たちがざわつくのを、「人に教えるって大事なんだねえ」と自分でも驚きながら、次々に的中させていく。
Mさん、私今日は111本引いたんで、帰りますよ。
えー、練習していけば良いのにと言うのを振り切って帰った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほど。
途中1人の時間もあったが、やっぱり岡目八目。
他人が見てる自分の動きのフィードバックはものすごく役立つ。
ありがとう皆!
ということで、今日は111射50中。45%。
繰り返し、弓手(左手)を振らず2離れる稽古しているんで、的中が下がっても気にはしていません。
あ、でも16日は入賞したいな。
今週末はなぎなたの稽古会と大会なんで、射初めには出られないけどね。
明日は雪かな。
稽古ができる幸せをかみしめる。
(また閉鎖になるかもしれないけど。今日、スタッフのおいちゃんたちと話して、「もう閉館は勘弁してくださいよ」と言ったら「おう、任しとけ-」なんて言ってたなw いや、おっちゃんたちも、冗談抜きで生活に困ると思いますしね)。
コロナが広がりませんように。
No.261
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