ご祝儀

2025/09/16(火) 09:43
錬士昇格のお祝いを頂きました。
なんと、有志一同から4万円!!
キャーびっくりです。
ここの会費は年3,000円なので、13年分の会費w
いやいや。大事に使わせていただきます。

本当に、ありがとうございます。
今の地区連に移って、本当に良かった。
感謝。感謝。

そして、日曜日は祝賀射会だったのですが、その話は別に。
No.635 PERMALINK

合格しました

2025/07/03(木) 08:07
弓道をはじめて9年と8カ月。
錬士の称号をいただきました。

受審者306人(欠席者含む)。
合格者10人。

当県からはもう一人、女性が合格。
彼女は歴は長いですよ。5段合格が平成の終盤ですから。
昨晩は祝福メールに埋もれました。
何よりうれしかったのは、いつも指導してくださる(月一で通っている)M先生がとても喜んでくれたことだ。

「私が死ぬのと、あなたが錬士になるのとどちらが早いかねー」と言っていたので、「良かった良かった!」と電話の向こうで泣きだしそうに喜んで下さった。
M先生は多発性骨髄腫、抗がん剤の副作用があって、大変である。89歳。

しかし、この報告をできなかった人がいる。
私の弓の最初の師匠であるT教士。初心者教室で出会って、私が空手で股関節が悪いのを聞くと頭をひねって「弓も体力使うよ? 大丈夫?」と心配してくれたものだ。
78歳で、今年の5月永眠された。もう数年会ってなかった。私の五段合格を誰よりも喜んでくれた人だ。
五段の審査の帰りに、小さい瓶に入ったミカンのお酒をお土産に買ったのだった。それが、お目にかかった最後となった。
とっても喜んでくれた。思い出すと、今でも胸があったかくなる。

もう一つ。
私が弓を始めた理由は、大東流を追い出された(!)からである。
あのとき、絶望の中にいた私が死なずに済んだのは、弓道となぎなたを始めたおかげである。
(もちろん、居合も杖も空手も続けてはいたが)。
全くの初心者、右も左もわからない、そういう世界で懸命に生きてきた。
大東流も場所は違うが細々再開できた。

あの絶望の日々から、10年近く経った。
 
年月は心を癒すのだなあと思う。
絶望したことは覚えているが、今は絶望してはいない。
ただ、必死に日々を生き抜こうという決意があるだけだ。
稽古は続く。
終わりの日まで。
No.627 PERMALINK

中央審査覚書(地元)

2025/06/30(月) 21:37
そういえば、中央審査(錬士)についてあまり書き残していない。
余りにあっけなく撃沈したからだ。
初回が隣のH県H市。友人に運転を頼んで連れて行ってもらったが、朝一で速攻二本外し、昼ごはんは地元に帰ってからインドカレーを二人で食べた。ほろ苦い思い出。
次が隣の(日本海側)M市ちょっと遠いが、頑張っていった。はい。一本だけ入りダメ。
その次が11月の南九州。M市。体育館だったのは計算外。(体育館での的は高い位置にあるように見える)。これも×〇。
最新は今年の3月都城弓祭りの後。体育館だったよ…これも。一本目気合で入れ、二本目外すという。というか、同じ立に立射が二名で困った…。

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昨日、(本当は土日)、地元で中央審査。
土曜日180人、日曜日126人。もちろん、数名休みがあり少し減ったんだが。

私は五段を取ってからまだ日が浅いので、第一グループ。
8時受付の9時開始。10時過ぎには1次審査通過かどうかが張り出される。で、いつもここで終わり(二本入れないとだめだ)。
土曜日は地元勢も相当受けたが、全員一次敗退だったらしい。

私は1グループの最後のほうで、休みが二人だったので、4人立の大前となった。
大前は責任重大。全員まとめていくのである。
大前 私
二番 男性(大阪から! すごくにこやかな良い人でした)
落前 女性(福岡から! おしとやかな人)
落  女性(佐賀・鳥栖から! とてもチャーミングな感じな人で楽しい)

一応、地元道場であり、勝手はわかっている。
五歩三歩。

まあ、なんとかなる。次は11月の宿も取ってある!

落の女性が「地元の人が大前で、本当にうれしい! 助かる! 頑張る!!」とニコニコしてくれて、こちらもうれしい。
中には、大前が仕切るのを嫌がる人もいるのでね。

で、普通に入場して、始まったのだが。
前の立の落の弦音で腰を切る…・はずが、やっちまった。大失敗。
真面目に視線を動かさず音を聞いてたのだが、4番(落前)で腰を切った。二番の男性が微動だにしないのでいぶかしく思いちらっと見たら、まだ4番だったので、そーーーーっと腰を落としたwww

ああ、体配を間違うなんて、もうアウトだわ。
二段を受けた時に、体配を間違って、落とされたんだよね。いろいろ頭をよぎる。

もうだめだな。ただ、あきらめず、一生懸命引こう。

長い会。大前は本当に緊張する。目の前で先生方が見ている。
離れた。矢は下へ。外したなと思ったら、6時に入った。が、向こう弦。弓返りが中途半端…。

あ、ダメだ。これではあたってもね。

二本目はもう、思いきり行った。的の上に入った。

一次審査は本座に帰らないので、大前はすぐに終わる。退場しながら、「あかんかった。情けない」と心で泣いた。

2本入るなんてめったにないのに。体配と向こう弦でアウトであろう…。( ノД`)シクシク…

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矢どころがわかるだろうか。上と下。良くない。

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昼はどこでランチにしようか。
Y妻とカレーに行きたいなと、カレー屋のことを考えていた。Y妻は観覧席にいた。
気温34度くらい。着物(黒の5つ紋、絽ではあるけど暑い。汗びっしょり)で行くのは辛いな。
そんなことを考えていたら、発表の時間になった。10時10分くらいか。

ん? 私の番号がある!
1グループ25人で、4名合格。
なんと、私の立は私と落の女性が合格である。

(ちなみに2グループ2名、3グループ3名、4グループ1名)

うわ、カレーどころの騒ぎじゃないよ。面接全然対策してないよ(;'∀')
そしてこういう日に限って、本もプリントも何も(!)持ってきてない。(だって、カレー屋に行く予定だったもん)。
そこは地元の地の利を生かして、進行の先生方に、一旦自宅に戻って13時に戻ってきますと告げて弓道場を出た。
とにかく、家に帰って、面接関連のプリントとか、教本とかを出すけど、暑くて読む気にならん。
食欲も失せた。けど、暑い。
(多分、この時点で少し熱中症っぽかった)。

そして、13時過ぎに道場に戻る。
二日目の日曜日は126名中10名が一次を通過していた。

ということは、二次の持ち的射礼は5人立ちとなる。ひゃー。

14時すぎには1次がすべて終わり10名が呼ばれて、面接が始まった。
三か所でやるので、早い。
私の面接をして下さった先生方(男性と女性。名前はわからん)は終始ニコニコしていて、とてもよかった。

質問されたこと。
どこで稽古していますか。
そこで、持ち的や射礼やりますか? 道場の雰囲気はどんなですか?
錬士を取りたい理由はなんですか。
新人指導で何を気を付けていますか。

などなど。

私がつい「仕事場が道場に近いので、合間に寄ってます」と言ってしまったので、「え? お仕事は?」と聞かれた。
「教員です」というと、なぜか凄くうれしそう…いや、勘違いしないでくださいよー。私常勤じゃないのでとは思ったが言わなかった。
男性の先生は私の不備をやんわりと訂正してくれた! 新人指導で私が「安全、基本、弓道を楽しいと思えること」と答えたのに対し「あと、コンプライアンスね!」と言ってくれたのである。恐縮しきり。

あと、イスに腰掛ける前とあとに、背もたれに手を添えるように注意してもらった。

アハハ(^^)私は、そういえば、就職などで面接対策したことないし、面接を受けたこともない。ダメ社会人だったので、そういうマナーがわからんのだ。

「す、すみません! 気を付けます」と言う私に男性の先生は「後輩たちに今日のことをしっかり伝えてよ」と言われた。

出ていく出口も、一瞬見失って、道場内をぐるぐるしてしまったw
緊張してたんだよ!

そこから、位取りは15分ほど。

はじめてお会いした方々と定めを取って射礼をするわけだ。何歩あるくか、歩幅はなどを決めねばいけない。
本来なら大前さんがやるべきことだが、地元が私だけだったので、アドバイスをする。

大前 女性(高知、ちょっと怖そう若い人)
二番 男性(福岡 若い、のっぽさん)
三番 私
落前 女性(佐賀の、一次をご一緒した素敵な方)
落  女性(福岡 さばさばした同年代の女性)

結果 〇×
   〇〇
   〇×
   ××
   ×〇

二次は一本入れればいいから! とは言われているが、そのせいで、最後の矢は失速して下に抜いてしまった。
甲矢の矢どころは悪くない。中黒。
体配も大きなミスはなく、どうかな、どうかなと言う感じ。
佐賀の方は一本も入れられなかったので、残念だが…。

後半二立目の人々は、歴の長い人達だが、全然息が合わず、大変だったらしい。
〇〇の地元のS岡さんが、〇〇にもかかわらず、半泣きで「体配が最低だった」と。
後ろの立射の爺さんが全然合わせなかったらしい。
立を見ていた人たちも、二立目と比べたら、最初の立はもうすごくよくできてたという。

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さて、合格発表は水曜日くらいか。

どうなることやら。
脱水と熱中症で、帰宅後伸びて倒れていた。帰宅は17時。
こんなに長い時間頑張ったのに、落ちたら辛いな。
まあ、なるようになる。

ちなみに、ビデオをY妻が撮ってくれていたんだが、自分が思うよりへたくそだったので、不合格かもしれんと思う。
どっちにしろ、早く知らせてほしいものだ。
No.626 PERMALINK

明日から宮崎

2025/03/21(金) 23:54
恒例の(二度目)、都城弓まつり。
今回は、大会は休んで審査のみ。
ゆっくりしてきます。ネットにはつなげませんw

楽しみのためにプチ旅行です。
叔母がいるので、叔母のところにお世話になります。
肩は痛いです。
それでも、まあ、しっかり休息しつつ、しっかり楽しみます(^^)/
No.609 PERMALINK

知事杯

2025/03/16(日) 19:52
年度最後の大きな大会。(市レベルなら、春分の日にあるU市大会がある)。


午前中は遠的。ここ5年くらい出ていなかったが、(昔一回出たが、オールグリーンであった。すべて0点)この度、県の会長から、「五段にもなって遠的全然しない人がいるでしょう。それはいかんよー!」とか言われて、ホーム道場に遠的場がないのに、どうして遠的大会に出なければいけないのかとイラついたんである。
しかし、同じホーム道場の人たちが「遠的場がないからこそ、遠的に出てびっくりさせましょう」と。
遠的はだいたい看的だった。(看的=的中について的前で判定し、矢を回収して戻す係)遠的をやらない私などは、午前中ずーっと野外で矢を拾って走る。
下手すると、120m先の土手まで矢が行く。(アーチェリー場を兼ねるので、奥行きがある射場である)。
矢を飛ばせない人は、40mの得点板の前まで届かないで、矢道に落とす。なんで、矢の回収は数人で行うとはいえ、行ったり来たり。
一立めは、4ツ矢。得点制で10点以上で予選通過。
一度だって、通過したことはない。つーか、前述のように、的の中に中てたことがない。(的の下の「袴」(緑色)には中てる)

今年の私は違うわよー。じゃないけど、肩も痛いし、まあ、遠的っていうのもしてみるべ。

バーンっと的中音が響く。
私の視力ではどこに中ってるかわからない。どうせグリーンでしょ。
そう思ったら、「黒」が出た。黒は5点。

おおー。

はい。2本、3本めは的を飛び越えました。(矢取の人、ごめんなさい)。

最後は是が否でも中てる! と思ったら、当たったけど、黒の外の外。白の3点だったので、合計8点で予選通過ならず。

でも、知事杯遠的で4射2中なんて、自分としては満足。満足。

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それがイケなかった…・。欲が出た。


知事杯では、「射技優秀賞」っていうのがあって、五段でも選ばれれば全日本選手権に行けるんである。


それを意識しすぎて、弓のM先生(県外の先生)に褒められたくて、力んでしまった。
もう、めちゃくちゃ。

××と来て(それも一番抜いたらアカン5時に「掃いた(下に着くくらいの高さ)」。
わちゃー。今日はだめぞなもし。
ひたすら焦る。

焦りながら、気持ちを立て直し、3本目はなんとか的中。4本目も。
個人出場なので、団体はない。半矢では入賞はない。
2立めも一本目、力が入りすぎて今度は上に抜く。
ああああ。もうどうにでもなれ。あとの三本は入った。
五中では、入賞はないな。そう思って、片付け始める。

女子ー、五中の方、遠近競射の順位決定ありまーす。ご用意を。

え!? 


びっくりしたのは、優勝は6中。一人。
で、5中が13人もいたことだ。
入賞は13人から4名のみ。

もう片付け始めていた私は、ばたばたと用意した。

で、競射は残念ながら、入賞ならず。

本当に残念。

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ホーム道場のメンツは、女子団体3位にはいった。
男子個人も入賞した。
男子団体も3位。

…私はただの人になりました。(´;ω;`)

けっこう落ち込んだよー。
チャンスがあったのに、勝手に終了して勝手に諦めてたよね。
普通は、競射は集中するので好きなのに、全然集中できず外してしまった…。
それから、もちろん、射技優秀賞には選ばれなかった。

「あなたさー、力んで突き上げてたよー。弓手」だそそう。(ホームの会長より)。


あーあ、M先生にご報告できないなあ。
がっかりするだろうな。

いや、落ち込んでいるほうが、先生がっかりするだろう。
だから、大丈夫。
もう回復しました。
肩は痛いけどね。



No.606 PERMALINK

市の射初会

2025/01/30(木) 18:40
優勝候補のY夫妻が通夜で不在の中、市の射初会が行われた。
いつも、Y夫妻に優勝を奪われる面々は、「鬼の居ぬ間に…」で盛り上がった。
(私のほうは、Y妻と介添をやる予定で着物までそろえたのに、残念で仕方ない。お正月ということで、ど派手な花柄ピンクの着物を二人でそろえたのである)。

射初め会は、高段者から順番に弓をひく。
(ちなみに、納射会は低段者からである)。
会員70人ほど。
県連登録者30人ちょっと。
射初め参加者20名。

私は二立めの大前となった。

1立めは会長が大前、落がF教士六段の5人。
2立めは私が先頭で五段と四段。

会長は面白い人で、教士六段のくせに、私が引いていると後ろに寄ってきて「勝負だ」と呟いて弓を引く。
当然私が負けるのだが、稀に勝つときもあって、その時の悔しがり様と言ったら! 
私みたいな小物に勝っても仕方なかろうと思うが、負けると一層のこと悔しいらしいw

他の人があまり的中のない中、会長と私が連中である。
あー、会長意識してるなと思う。
最後の4本目で会長が外した。

私は会長の悔しがる姿を思い出して、少し笑いが出てきた。
自分の番で放すと、ものすごい音がして、的枠の木に中り外れてしまった。(ああ、他人を笑うもんじゃないなあ。もちろん、外したのを笑ったのではないが)。

二回目の4ツ矢では、後ろのF本さんが、的を倒した。
(たまにある。土が乾いていたりして、枠に矢が中ると的がゴロンとなる。)
的前審判のJ川さんと何度かやり取りして、元に戻してもらう。
気持ちが変わったのか、そこから中らない…・
二連続で外し、後後半は何とか気を取り直して中てた。

8射5中。平凡な成績である。
しかしY夫妻が不在のため、最高は6中。
あと一本(つд⊂)エーン
近寄で、一人だけ中てて総合3位の女子1位にもぐりこんだ。

しかし、もう少し中るはずなんだが。
そう思いながら食べた賞品のマドレーヌはほろ苦い。
技というより、「集中力の持続」が難しい。

後ほど、会長に「俺が外してやったんだから、あなた、中てなきゃ! 一緒に外してどうするんだよー」と叱られた。
ちなみに会長は、二位のほうが賞品が良かったので、射詰でワザと外すという技を披露していた。コラー(^^)
射初めは年に一度だけ余興がある。
風船やら、金銀の的。
風船はいただいたが、入賞者は小さい的は最後のほうしか参加できない。中てれなかった…。

捲土重来。
ぼちぼちやっていきます。
(肩痛いので)。
No.600 PERMALINK