朝寝坊をゆっくりして、テレビを観て、ゆっくり家を出た。
何をしてもいいという1日は贅沢だ。
映画を見に行こうか、(弓道場のオジサンたちから「トップガン」を激押しされている〕、本を読もうか(オーディブルでメチャクチャ読んでるが図書館から借りているのが数冊読めてない-)、片付けるか(いや、そうですねいつも散らかっています)。
でも、オーディブルの続きも気になるし、よし弓道場に行っちゃおうと家を出た
皆から「もっと早く来いよー」と叱られてしまった。
午前中は審査稽古したそうだ。(ToT)
ボーッと引いたり、速射(本当はしちゃいけない)してみたりする。
なんだかなー。
中る気はするんだけど。
竹弓は、販売店から成についての写真が送られてきた。少しデコ弓(鳥打ちのあたりが出てる)だが、矯正していけばいいだろう。弦通りはとても良い感じだったので、妥協しました。この時点で断ることもできるのですが。今の気温だと14.8㎏だそうで、丁度よさそうです。
皆が帰って1人で引いていると、新人のオジサン(オジイサン)が来てゴソゴソ引いていた。彼は、末期のがんらしく、抗がん剤をやっているときは稽古に来れないのだそうだ。病気は気の毒だが、「そうですかー」としか言うことがなくて、なんだか申し訳ない。
医療関係者かとなぜか聞かれたので、いいえと答えた。
彼が何を目指して引いているのか、よくわからないので声を掛けるのはよそうと思っていたが、あまりに袴の着方が悪いので注意だけした。
体力がなくてと、20射ほど引いて帰ったのを見送る。
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1人で引くのはつまらないけど、1人で道場にいるのは好きだ。
弓道でなくても、畳の上でも、床でも。
この季節の風を感じながら、私はここにいる。
今、ここにいるので、十分だなと思いながら大きく伸びをして、射場に入る。
流石に5時間引きっぱなしはくたびれたかなw