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道具類整備
弓
2022/05/10(火)
21:58
弓は、道具のあれこれが多い。
それが楽しい・・・とも言えるが。
稽古にいけない日々は、弓の手入れをしたり、矢を修理したりして過ごす。
今日は、竹弓(以前オークションで落として、張ろうとしたら内竹が剥がれたやつ)の接着具合を観察して、少々(大三までいかないくらい)引っ張ってみた。
今はまだ張り込み中である。新弓なら二ヶ月とか三ヶ月張り込みが必要だが、相当古いものである。(接着剤が劣化するくらいだから)。
梅雨明けくらいに大三まで引っ張ってみようとは思っている。
不思議と関板の汚れやかすれも何もない。もしかしてだけど、1度も引かれないまま置かれていた弓なのかもしれない。
とすれば尚のこと引ける状態に持って行きたいと思うのだが。
もしかしたら、弓師さんが「失敗作」ということで捨てたものかも知れないなあと全体の成りをしげしげと見ている。
内竹に縦割れがある。これは問題ないということだったので、接着剤で埋めただけの処理。
私の知識では、成りは悪くはない。
ただ、裏ぞりがキツイので、弓全体がひっくり返ろうとするのを、今張り込みで落ち着かせているのである。
まあ、順調でしょうか。
すでに、色々勉強になってるので、この先引けなくてもまあ、別に損したとは思わない。
竹弓の特徴や馴らし方、今持っている桑幡の弓は「質実剛健」を絵に描いたようなもので、特段の「育てる」ようなことはしていない。
無理をせず張り込みがすんだ弓を買ったので、すぐ1ヶ月ほどは、大三~素引き、また一ヶ月巻藁のみをやって、多分3ヶ月くらいにはもう的前だったと思う。
もちろん強い弓なので、数が掛けられない(体力的に)なので、丁度一日に10射程度だ。
普通の竹弓はもっともっとデリケートなものらしく、私はびっくりだがw
それはさておき、今日は特価で1枚600円(!)の着物が届いたのでそれを弓道用に短く切ってミシンを掛ける作業。
5枚買ったが、時間切れで2枚だけミシンかけをやった。後はまたそのうちやろう。
夏の着物は絽か紗が多いが、まだ真夏の着物を着るわけにいかないので、単衣の涼しげなものを選んで購入した。
帯の下から出るところくらいにシミがあったりして、普通には着れないから安いのだろうが、弓道用なら丁度良い。
弓道用着物をわざわざ買ったら2万円くらいらしいので、ずいぶんお得であるw
今朝はずいぶん気分が良くて、ワクチン副反応というか、後遺症が終わったのかなーと思ったが、やはり夕刻の仕事では身体がいつもより重く、ちょっとばかりイスに座った。
今はだいぶマシになったが。
後は矢の入れ替えをしないといけない。
重りを入れた矢を廃棄したので(矢は、リサイクルされて、変態S氏の矢の重りになっている!)、新しい矢にインサートを入れ直さないといけないのだが。
細かい作業がちょっと目にくるので、今朝はやめた。
そして、明るくないとちょっと無理だわ。
明日の稽古には、この可愛い琉球絣のツバメ模様の着物を着るかな。(^O^)
No.439
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