空手指導おわり

UNARRANGEMENT 2024/02/19(月) 09:03
コロナのせいで、空手の指導をしていた。
最初は毎週、ここ一年は月に1回~2回。
そもそもが、急に辞めた前任者の穴埋めだったので、なるべく早く後任を見つけるという約束だった・・・はず。
ところが、それどころではなく、全然探していない気配にいら立って指導回数を減らしてきたのだ。

10人を超える小学生+中学生、大人を「安全に」見るのは並大抵ではない。
力比べになったり、めちゃくちゃにフザケル子どもたちをコントロール。
あーあ。
自分の稽古はできない。
股関節は痛い。

大人黒帯(男性)や中学生(私より背が高い黒帯)などは、こちらの胸を借りるつもりで攻撃してくるが、こちらは「安全に」「稽古になるように」という配慮をしながらの指導組手は手に余る。若干私がもらい気味で稽古が終わる。
仕事とはいえ(時給900円程度)、これはねー。


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なので、突然稽古生たちには「おばちゃん、今日で最後」といったわけ。
あとは、時々顔を出すけど、指導は最後だよと。

何が良かったって、多くの稽古生たちが「えー、残念」と嘘でも言ってくれたことだ。
また来てください。また教えてください。

惜しまれながら終わるのが正解!
ヨシ!

ミット類を全部あるお母さんに託して(差し上げた)、身軽に帰る。
道着も処分する予定だったが、「また来てください」という言葉にまあいいかとどこかにしまっておく。

空手とも長い付き合いだが、ケガとの闘いだったなと。
あとはケガをいかにしないか、そういうテーマで頑張らねば。
古傷は仕方ないし、多分一生のお付き合いだがね。

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実は土曜日の午前は、なぎなたのお稽古を優先したかったというのもある。
今回、なぎなたは三段受審が待っている。
なぎなたは三段からは、指導段位となる。
そして、今の道場で三段を取ったことがある人はいない。(先生だけは四段)。
いや、二段だっていなかった。私たちが初めての二段受審だったのだ。

一緒に二段受けた人はなぎなたを辞めちゃった。
二段で十分だと思ったのだろう。
今回は一人で三段に立ち向かうんだけど。(先生がいるから安心ではあるが)。
私が三段に受かれば、他の稽古生の昇段もしやすい。
いわば私が人柱らしい。(つд⊂)エーン

それでも、努力することに意義があるので、頑張る。

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空手に思い入れがないと言えば、嘘になる。
はじめて触れた武術で、初めて「闘う」という感じを覚えた。

実は今、空手の伝統派を習っている。
段位も取らず、ジャージとティーシャツでという素人が体験に来ている体で、もう三年ばかり。
またそれについては、書こう。



No.513 PERMALINK