お茶

その他 2021/11/19(金) 00:07
月一のお茶。
今年で辞めようと思ってるのに、先生は「あなたが来てくれて嬉しいわ」と手放しで喜んで下さる。

ちょっと昔の人の話題が出て、私は身を固くする。
そういうの、伝わってはいないよね。

それでも、そのくらい(昔の人たちを懐かしむくらい)、今人が来ていないのだろうなと思う。
私も離れようと思っているのに。

先生の点てたお茶はとても美味しい。
生き返るようだ。

主菓子は小さなお饅頭。
干菓子は和三盆で作った落雁のようなもの。
オマケに、先生のご自宅で作られた干し柿をつけてくれた(食べきれず持って帰った)。
先生は母より2つ上だが、運転もして(免許も更新したのだそうだ)、庭仕事もする。
年々しんどくなってできないことが増えたと嘆かれるが、今日は障子の張り替えを業者にしてもらったとかで、白い障子の桟が美しくて、落ちついた様子だった。

「炉の季節なんですけどね」と少し自嘲気味に笑う。

そもそもが茶室ではないので、炉も切っていない。
仕方ないですよと、私が言うと「そうねえ」と返す。

茶室でないし、夏の風炉を使っていても、炭の香りは素晴らしく良いし、ほんわかと炭火の暖かさが身にしみる。

私以外の人は炭のにおいが苦手らしく、そういう人が来るときは、先生は電気風炉を出してくる。
しかし、そういえば、もう1年ほど1人で稽古しているなーと思う。

まあ、来月考えよう。

明日も稽古。
明日こそは弓にも行けるかな。
肘親指肩湿布を貼ってみた。

No.182 PERMALINK