最後のお茶

その他 2021/12/24(金) 00:35
年内で辞めると決めてた。

猫のこともあり、心が鉛のように重い。
先生はいつものように優しく穏やかに迎えてくれた。


最初に私がお茶を点てる。
次に先生が点てる。

そのとき、私は猫のこと、弓道のことなどを話し、最後に、今弓道に専念したいので、いったん辞めますと言った。

先生はとても残念そうにしていて、最後、「長年かよって下さって、本当にありがとうございました」と頭を下げた。
先生ご免なさいと喉まで出たが、引っ込めた。

本当はその整体への疑念もある。

ワクチンデマを流した団体の一つなので、本当はそれも言うつもりだったが、もうやめた。
先生に言ったところでデマの元である京都の先生には伝わらないだろう。

これでオシマイ。

ただ猫の話は、「見事な去り方ね」と嘆息していた。
見事と言われて、私は少し救われた。

職業柄、救えなかった自分の不甲斐なさばかりがクローズアップされて、苦しみが重くなっていた。
ちがうよ。すごく立派な見事な死に方よと、先生は笑った。

きっと、あなたを待っていて、死んだのよ。
すごいわね。えらいわね。立派だわ。

涙が止まらなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先生は帰り際に大きなリンゴを二つ持ってきた。
どうぞ。と笑顔で渡してくれた。

稽古でなくても、いつでも遊びに来て下さいね。

やっぱり辞めたくないですと言いかけて、飲み込む。
もう続けられないのだ。
もう無理なのだ。

遊びに来ますね。
そう言って、辞去した。

先生がお元気でおられることを切に願う。
お元気で。

そして
あのヒトの筆跡の貸し出し簿をそっと撫でて帰った。
こうやって縁が消えていく。
さよなら。さよなら。

No.245 PERMALINK

寒い道場

大東流 2021/12/24(金) 00:28
HさんとSさん。
Sさんは週1なので、今年最後の稽古となる。

何度言っても、肘が先に動く。
肘を動かそうとして身体が前に来る。

途中で2人で泣きたい気分になった。

でも、忖度して動くのは出来ないから、仕方ない。

Hさんはあっという間にできるようになる。
ここ最近の伸びが素晴らしい。
Sさんはやっぱりそれと比べてしまうのだろうなあ。

悪いのは私なのに。

的確に伝えてないのだろう。

寒い道場での稽古はまず「やること」が大事だ。
できるように、とか上達ーとかいう言葉はいったん捨てて、ただやること。
固くなってる身体との対話である。
寒さで縮こまる身体を、ノビノビ使う。

そういう難しいことをしているのだから。

出来なくてもいい。
やろうとすること。

だって、Sさんは去年の今頃はずっと休んでたんだもんね。

それを思えば、来れただけで満点ですよ。
できなくても。(出来ないのは私にも責任あるし)。

明日はHちゃんと肩取り稽古だ。



No.244 PERMALINK

少し屈んでる?

居合 2021/12/24(金) 00:25
杖でも言われたことだが、少し屈んでないか? 

若先生がすっと近づいて「少し触るよ?」と言って軽く姿勢ヺ正してくれる。

あーホントだ。抜けてました。
屈んでました。

そういうのが数回。
いつもより注意された。
たぶん、今気持ちがショボン(´・ω・`)だからだろう。

ただ、若先生の刃筋の通った居合を見るのは楽しい。
(大先生は今木剣で初心者につききりである)。


あんな風に斬れるようになりたい。


No.243 PERMALINK

一級審査

2021/12/24(金) 00:17
昨日は、杖道の一級審査だった。
でも、やっぱり力がでない。
泣きそうな気持ちというか、胃に重りを飲み込んだような苦しさ。
忘れてる時間だって、ある。あるけど、思い出したときの絶望感。

Iちゃんと電話で話して「ペットの鏡!」と褒めてもらった。病気にもならず、突然死ぬなんてペットの鏡よ-。
すばらしいわ。私もそういう風に死にたいわ-。

わかってるけど、まだ受け入れられない。

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審査はやはり若先生と。

左貫
笠の下
一禮

左貫、打つとき体が浮く。
笠の下、慌てすぎ。
一禮、二打目の持つ場所がもっと広く。

一応合格ですが、不本意な感じ。

この日の1番の収穫は、弓道の審査評をよその道場から若先生が聞いてきてくれたこと。

残心が甘い。
離れのあと身体がぶれる。
今まで突っ込まないように気を付けていたが、違うところがぶれている。
胸が抜けている?

とのことを、県東の先生が言ってたと。
恥ずかしくて穴があったら入りたい。
けど、言っていただけてものすごくラッキー。
(若先生は弓をしないけど、弓をする仕事上の部下をたくさん持っていて、弓道の講習とかも時々「近く来たから○○と一緒に飯食おうと思ってさ」と顔を出していたりするんである)。

ねこのことは、道場の誰にも言わなかった。
言ったところでどうしようもないからね。

早く立ち直りたい。



No.242 PERMALINK