職業病

UNARRANGEMENT 2024/01/16(火) 09:27
面白かった。
警察官の友人が私の車のナンバーを
「ばばぁいっぱい」ってなんやねん? という。
8818

なるほど。即座にゴロを作って覚えるっていうやつ。
さすが警察官と感心しきりであった。

そういえば、自衛官の友人はマメでまじめが取り柄だが、人柄もよく私はとても頼りにしている。
まじめすぎて、事務処理に厳格なところがあって、「そこまで言わんでも!」なところは確かにある。
しかし、少しでもちゃんとしたほうが良いのはわかる。
(たとえば、締め切りとか。○○日何時までとあるとき、数分過ぎただけでも彼は文句を言う。私は事務をやってくれている彼に敬意を表して遅れないようにするのが礼儀だと思っているのだが。)

これが、自衛官かとニヤリとしたこともある。

彼はルールを守っていないとか色々な場面で文句を言うが、声を荒げることはない。穏やかな冷静な奴なんであるが、私が知らない間に一度だけ怒り狂ったという話を聞いた。
それも一般人には「しょーもない」理由で。

それは、連合外(九州?)での審査の申し込みが地区連に張り出されていなかったのので、それについて県の事務の方に問い合わせたというものだった。
「なぜ私を通さない?」それが彼の怒りの原因だった。周りの人間は何に怒っているのかわからないでポカンとしていたという。
地区連の事務は自分だから、地区連の事務を通さずに県のレベルに話を持って行ったことが許せないのだとか。
「そんなやり方、通用しませんよ!!」と怒り狂っていたらしいが、言われたほうは「民間じゃあ当たり前だがなあ」という感想だったらしい。もちろん怒りに気おされて黙っていたらしいが。

ああああああ。
なんかあった。
そういう話。

自衛官の習い性ってやつかあー。
やっと合点がいって、私は大笑いした。
10年前くらいか。私が会のトップに直接話をしたことを、ブチ切れられたっけ。
今となっては懐かしい。
というか今頃わかる、自衛官(元自衛官)の性質。

なるほどね。そういうことね。

職業というのは、かくも人格や対人に影響するものである。

No.506 PERMALINK