pundamilia's Blog
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基本のキ
大東流
2021/10/22(金)
18:13
一週間に一回しか会わない相手だから、色々見えるのか・・・?
門人のSさんのほうのオバアサンっぷりが気になってしかたない。
以前からある程度「姿勢が悪い」ということはわかってるが、姿勢の悪さはここでは致命的である。
アゴが出て、頚が前になってる。
オバアサンの風情が漂う。
普段の姿勢はあまり言わないようにしている。
けど、稽古となると別だ。
今日は姿勢というより、手と全身を繋ぐというテーマでやってみた。
全身を繋ぐ。言うのは簡単。
よくやるのは、例えば小指。
小指と背中を繋ぐでしょ? 繋がってるよね? というワークがある。
これが私は苦手でしょうがなかった。
繋がっていると思えば繋がってるし、切れていると思えば切れている。
よくわからないというのが正直なところだ。
そういう稽古の積み重ねでわかったことがある。
繋がってることを感じるという受け身じゃ駄目なんだ。
「繋げる」のだ。
そう思ってから、手の操作と背中や全身がビシッと繋がるようになった。
特に、背中はすぐに手から繋げるようになった。実感を持って。
だから、言える。手を広げて緩めない。背中のほうにビシッとした縦線を感じる。
それが普通。それが基本。
そういうことをたぶん、最初の3年はやり続けた。(だから、無駄ではない)。
もちろん、Sさんも一緒にしていたのだが。
そういう話をして背中に触れると、手を開いたSさんの背中が緩む。
は?
どうして?
何度もやってもらうと、「交通事故のあと、呼吸がしにくくなって、ここを緩めるように言われたのです」という。
いいえ。それはそれ。そのときはそれが正しい。でも、今はそういうことをしているのではない。
私は目が点になった。まさか、こんな緩んだ背中でやってきたのか。
「え? 私は繋ぐってこうやって広げるってことだと思っていました」
いや、それは、広げてるのではなくてね。背中を抜いて、前(胸)を縮めている。背は引っ張られて伸びてるだけ。
そういうのは「広げる」ということじゃない。その形だとアゴが出て、頭が前に乗る。
しばらく、お互いに絶句してしまった。
繋ぐ以前の話だ。
こんなことをすると、縦線が背中に出来るんですが? と恐る恐る聞くのを「そうよ。その縦線を使って!」というと、(-_- )うーんと考え込む。
考え込むのも悪い癖だ。
彼女が不機嫌になるのではないかと少し不安になるが、「考えないで。やるだけです」と指示を出す。
そしたら、できるわけですよ。
絶句しました。
がっかり。
彼女とは単独で教えるようになって3年もたつ。
それなのに(ToT)。
気がつかない私・・・。伝えられなかった私。
_| ̄|○
指導者失格だろうか。
かなり落ち込んだ。
もちろん、Sさんが続けてくれるなら、今日のことは笑って振り返ることができる。
けど、これで挫折感を味わってしまったとしたら。
だって、足かけ6年、基本が・・・。
はあ・・・。
No.134
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おしゃべりが過ぎる・・・の巻
大東流
2021/10/15(金)
17:47
やる気満々で、早めに道場についたら、道場の中に鉄パイプの足場がくんであって、照明を交換してた。
照明交換はいい。ありがたい。
けど、使う時間だとわかってて、やるか?
いや、業者の人は頼まれただけだろう。
「あと三〇分くらいかかりますー」と暢気に言われて、市役所に電話。
我々が使う時間というのは、そちらで把握してるはずですよね?
照明交換は仕方ないとして、どうしてあらかじめ連絡いただけないんですか?
何の為の連絡先ですか? 結構たたみかけた。
だって、門人にもう連絡しても車の中だ。
遅れて来てくれという連絡はできないし、鉄パイプの足場を組まれた横で稽古はできないしで、うちの門人たちは「良いですよ」とは言うだろうが、下手すれば信用を失う。
駄目じゃん?
市役所の人は、謝るだけで何もなし。
どうしてこうなったの? そっちで日程把握してないの?
わかりません。申し訳ありません。の繰り返し。
二度とこういうことがないように。
修理や交換といったメンテナンスはありがたいけど、稽古の時間とかぶるなら、連絡をあらかじめ下さいよ!
できれば、稽古時間じゃないときにやれるようにしてくださいよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
門人と隅っこで固まって、おしゃべりする。
門人はへーと聴いてくれるので、ついつい私がしゃべりすぎる。
今日は、感染症繋がりでマラリアについてしゃべった。
私もマラリアで、40度以上の熱が出て、死ぬかと思ったがなんとか生き延びた。
40度以上が3日続いて解熱する、そして1日2日あけて、また40度が三日。
三日熱とか、4日熱といわれる所以だ。
副作用の強い(更にクロロキン耐性のマラリアも増えたので現在刃あまり使用されていない)古典的薬剤。
そのせいか、消化器症状と、発熱で砂漠でのたうち回った。
実際に、滞在中、18歳の女性がマラリアで死亡した。
そういう話。
で、最近のニュースでWHOによると、マラリアワクチンができた! という話。
はー、へーと聞いてくれる。
だって今は日本にはマラリアもフィラリアもないけど、気候変動でいつ入ってくるかわからないし、フィラリアのほうは、南西諸島にはつい最近までいたんですよ?
えーイヌじゃなくて? 人?
そう。人。
なんて話をしてた。
足場を解体して持ち出すのに、やっぱり30分かかっていた。
掃除は自分らでやりますからと、工事のオジサンたちを追い出し、さっさと掃除をして稽古を始める・・・が相当時間をロス。
さらに、さっきの話だけど・・・と質問が飛び出す始末。
砂漠で死んだら、お墓はどうするの?
どうもしない。
8㎞先の病院で死んだ(頼まれて、私がお金を出してその子を連れて行ってもらった)女の子の死体は、部落には戻ってこなかった。
頼まれた人たちが、「暑いし、重いので途中で道の脇に置いてきた」という。
(ちなみに現地語なんで、私の拙い理解力ではそうだっただけで、もっと細かいニュアンスがあるかもしれない)。
どーゆーこと?
目を丸くする門人に、砂漠では我々の部族はお墓をつくらないこと、普通に死んでも道の奥のブッシュに置き去りにすること、だいたいハイエナが食べること、身につけていたものや日常使っていた茶碗などを道ばたに置いて墓標とすること・・・などを説明すると、えー信じられないという。
人を殺した事例もあったよ。
はー!?
道に迷ったか他部族の男が入ってきて、子どもと小競り合いになった。
子どもが石を投げたら当たって、男が激高して子どもを殴った。
子どもたちの仲間が加勢して、18歳19歳の男の子たちが杖でガンガン殴ったら死んだ。
えー? 殺人罪?
うん。すぐそのあと、ポリスが来たけど、皆知らないとしらばっくれてたよ。
でも、人を殺すっていうのは大変な(良い、悪いというレベルではなく、単に大変な)ことなので、そのための儀礼をするのだよ。3日くらいかかる。
いろいろあるけど、人を殺した男の子は、服を脱ぎ捨てて、集落の女たちの股の下をくぐって「もう一度生まれる」という儀礼をするんだよ。
女たちの股をくぐり抜けて出た先に、新しい服がある。そして、宴会をするんだ。
胸に入れ墨を入れる。一人殺したら一本。二人殺せば二本。
人を殺した証しが、胸に刻まれる。
はー。
別に悪いことじゃないのね・・・。
うん。男の仕事は「戦士」だからね。そういう他部族との小さな抗争や紛争を乗り越えなくちゃいけない。
そうするうちに、「殺す」ということもある。胸の入れ墨は、誇りでもあるんだよ。
マジか。
うん。マジ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おっと、時間がないよ。稽古しよう。
11月で3年になる。
やらねばならないこと、やってはいけないことは二人ともわかっている。
あとはやるべきことをやるだけだよと声をかけるが。
頭を使いすぎる。
身体を緩ませて使いすぎる。
合氣道でうちの理合いを試そうとしたら、「力みすぎ!」と言われたと笑ってた。
そりゃーねえー。うちの合氣道はふにゃふにゃだもん。
残念ながら、あれで良いと思っているわけだからね。
別物と思ってよ。
同じように武田惣角に習っても、植芝先生と堀川先生では全然違うものを身につけてしまったんだよね。
不思議だね。
我々は師匠の教えをしっかり守っていかねばね。
そう言ったら、ウンウンと頷いてくれた。
やはり、一度でも師匠の手を取ってみれば、本モノがわかるのだ。
連れて行って良かったなと思う。次はいつになるかわからないが。
おしゃべりが過ぎた稽古であったが、楽しかった。
No.121
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武術ということ
大東流
2021/10/08(金)
18:56
今週1になってる稽古。
私が午前仕事で、午後に設定したのだが、週2来てくれてる門人が午後用事ということで。
まあ、それもヨシです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、今日も合氣上げ苦戦。
私が苦戦したりして、でも肩が抜けてるんだよね。
という受けの問題を指摘したくはないが。
とにかく、「手を出して、その数秒後に捕りに来る」っていうのは武術じゃないでしょ」といつも師匠に言われていることを言う。
合氣会の合気道ではそうだった。
手を出して待ってるw
そういう稽古。
それは違うと師匠は言う。
手を取るかわからない相手が、来る。とっさに手を出して掴ませるのだと。
所謂後の先である。(師匠は後の先という言葉は使わないが)。
それを気にしてるかどうかで、全然違う。
師匠のように、相手に掴んだ感じすらさせないタイミング。
難しいですねえ。
でも、その小さい小さい動きが、相手を崩す第一歩。
握手しましょうではないのだ。
とにかく、頭で考えていたら何も出来ない。
それを直すための稽古。
まあ、しばらくこういう風に続く。
No.108
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静かな心と静かな脳
大東流
2021/10/01(金)
21:11
今朝、私のTwitterのタイムラインに流れてきた話題がある。
脳はメチャクチャエネルギーを食らう。(サイエンスとして)
で、私のような心の「多動」(ADHD)みたいな人間は、実はスゲ-疲れてるんだよ(脳が)・・・という話。
そうだよなあ。必要のないことやどうでもいいことをひたすら考えてるよなあ。疲れるよなあ。
まさに、稽古のことだなと思う。気だとか、そういうのじゃなくて、脳は大飯喰らいなんだよね
そういう話をしたらHさんが、「私もです!」と膝を打った。
Hさんも、頭で常に数人色々考えているタイプらしい。
どうしたら静かになるんでしょう?
私は一瞬考える。
たぶんね、私が武術に惹かれるのは、相手との攻い防の中で頭真っ白になるからよ。
相手に没入して、食うか食われるかという真剣中で中での時間が好きなのだ。
なぎなたも、居合の試合でも、弓でも。
頭ではない。頭がうるさい時は負ける。外す。
だから、禅なんだろうねえ。
そういうことを話しながらの稽古。
そうしたら、「私も坐禅したい」とのことになった。
いや、坐禅したからといって、何か変わるということはないのだけど・・・。
それでもやりたいとおっしゃるなら、いつでも良いですよ。参加して下さいというと、今週から参加するという。
ほおおお(^_^)
ということで、もしかしたら坐禅仲間が増えるかもしれません。
No.94
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受けの重要性
大東流
2021/09/30(木)
22:08
居合では仕打ちというし、なぎなたは仕掛け応じという。
合氣道や大東流では捕りと受けという。
合氣道では、ほとんど先生が捕りをやって、相手を投げるだけが多い。
大東流では、先生は受けに徹する。
受けをして、駄目だしをする。
私が捕りをすると、先生に対する忖度が生まれる・・・のは勘弁。
なので、今日は厳しい受けをするようにお願いした。
Hちゃんは、普段でもめっちゃ厳しいが、ポイントが少しずれている。
私の変化に対応して欲しいのに、100%で必死に押さえてくる。
いやー、私は彼女を動かすのが相変わらず苦手だ。
もうすぐ三年なのに、上達してない自分にガッカリだ。
しかし、言いたいことは伝わったようで、真剣に受けをしてもらえるようになった。(当社比w)
私も稽古しないといけないからねえ。
今のままでは駄目だと思う。
師匠の所には再来月行くつもりだが。
なぜ武道なのか、なぜ武術なのかを考えさせられた稽古。
No.92
PERMALINK
相手と自分。無我。
大東流
2021/09/24(金)
14:13
昨日は祝日でお休みだった。
私の別の予定がはいる筈だったんだ。
でもコロナ関連で中止になったが、道場のほうも現在コロナ対策集中期間で、新規予約ができない。
なので、泣く泣く休みにした。(私はTちゃんにつきあって映画へw)
一週間に1度という稽古日である!!
大事に! と思うが全然合氣上げができない。
私のせい? と思うくらいできない。
そして、私もこうだよと教えているのに相手の手がぽろんと外れる。
!?
すると相手は「いや、先生がどうやるのかなあって見てたんで、ちゃんと掴んでなかったです」と頭を掻く。
ちゃんと掴む!
「どうなのかなあと見てた」それが、捕りの時だけじゃなく受けの時もでるんです。
頭で考えて、頭で見て、頭で理解しようとする。
手はお留守になっているから、簡単に抜ける。(受け)
相手を上げることが出来ない。(捕り)
受けのときは、最初の持ちに行くときに「相手」に集中して必死で持つ。
どうすればいいかなーとか、先生どうしてるかなーとかが不要!
私がここに短刀を持ってたとして、どうする? 刺される?
そう聞くと「イヤです」というので、ちゃんと掴むってそういうことだよと言う。
なんも考えんでしょ? ほら、短刀持ってるよ。緩んだら刺すよ?
そう言うとさすがののんびり考え考えのSさんも顔を赤くして、必死に押さえようとする。
すると、技はかかる。
しばらく息を整えて、交代するが。すぐに「どうだったっけ?」とか「見ないといけない」「かんがえてはいけない」という頭だけが私からは見える。
これこそが、「我」である。
「我を捨てて」と禅問答みたいなことになってる。
頭が勝ちすぎるんも問題やなあ。私も同じタイプだろうが。
ただ、岡目八目、他人のことはよく見えるので、私の勉強でもある。
いつもと少し違ったのは、最後、できた! 納得の出来。
今頃は、最後まで頭を捻って終わりだったのが!
やればできるじゃん!!
すっげー嬉しい稽古でした。
No.81
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