最近はまっているものがある。
カシスジャム熱はだいぶ落ち着いた。(どこで手に入るか分かったのでw)
それは、お醤油である。
私は本州に住んで長い。
でも、ふるさとに戻ろうとは思わない。
それでも、ある意味郷愁の気持ちはあるのだろう。
いつの間にか、九州の弓引きさんたちのTwitterを閲覧しているのである。
そこで、お醤油の話題が出ていた。
そういえば、ずいぶん前に亡くなった叔父も、長いこと千葉に住んでいたが、醤油は買い込んで帰っていたらしい。
そんなに違うかなあ。味音痴の私にはわからない世界だと思っていた。
Twitterで話題になっていたのは、九州の醤油。
意外にも、鹿児島の醤油が一番甘いという。
甘い醤油かー。そんなに食べたくはないかもな。
そう思って、師匠との稽古帰り、博多駅で醤油が並んでいるところに出くわした。
そして、見つけたのである。鹿児島の醤油。
「心から」
小さい容器で、210円。おお! 手頃!
早速買い込んで、今使っているが、舐めてみても「甘」ってなるが、刺身につけた時の感覚が「あああああ、刺身ってこういうのだったあああああ」という感動。
今まで本州のお醤油では感じなかったなつかしさと、おいしさ。
冷ややっこも、本州のお醤油では安い豆腐は食べられたもんじゃないが、「心から」を垂らすと、どんな安い豆腐でも「懐かしい味!」「美味しい」に大変身なんである。
不思議なことに本州生まれ、本州育ちの子どもたちも、「え、何これ? 刺身うまい!!!」と大興奮。
醤油が違うんだよーというと、ええええ! と驚愕。
もう子の醤油以外は使わん。とまで言っているのが笑える。
もちろん、煮込みや料理には別のを使うけど、ちょっと垂らすと、別の料理みたいになる。
ああー、九州人w
(もうコロナ騒動で実家に何年も帰っていないが、母の味付けは甘くてしょっぱくて苦手なんである。私のほうが薄味。けど、九州人の味というのは、甘いしょっぱいなのだなあと改めて思う。九州の病院を手伝っていたとき、院長の母上が私に時々夕食を作ってくれていたが、その味も甘くてしょっぱい。九州の味だ! と感じいったのは、また別の話)。
あと、大分も甘いよと言われて、大分の醤油もそろえてみた。まだあけてない。
コスモスで売ってる。
お醤油一つでこんなに変わるのは楽しい(^^♪