11日。県東。
道が不案内で、警察官のJさんに連れて行ってもらう。
それが良かったのか、6中で女子では優勝決定の射詰に残りました。
6中は4人。
最初、ねんりん選手(去年)のお姉さまが外し、大前の若者が二本目を入れ、落ち前の若者が外し、落ちの私が外した。
(いやあ、これ入れたら、優勝!? とか過ると力が入ってダメだねえ)
そして外した若者と私で遠近近寄せ。(一本だけ引いて、的の中心に近いほうが勝ち)。
すぐ続いて遠近になって、慌てて並ぶ。
私の前のお嬢さんは、中黒に入れた。
私はなーんにも考えてなかった。ただ、まっすぐ。
そしたら、中黒よりもまだ中の本当に中心に入った。
おおー。二位だべ。
優勝を逃がしたのは残念だけど、次がんばろう。
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そして、私の元弟子のSさん。(大東流じゃないほう)。
彼女は、念願の全日本選手権の代表に選ばれました。県で一人です。
9月の半ば、東京の大きな弓道場で引きます。オンライン中継もあります。楽しみです。
着々と夢をかなえている彼女が私にはまぶしいです。
そして、もう一人の代表(男子)は、K先生。
私よりだいぶ年下の端正な顔つきのおじ様。
いや、選ばれたの奇跡ですよ。
胸椎の10、11、12を粉砕骨折してたんですよ。3月。
という話で、たまたまその場で着替えはじめたK先生のとなりに行き、「先生傷を見せて」と言ったら快く見せてくれた。
うわああ。25cm以上ありそうな縦の傷。
また来年の三月にはこれを開けて、ピンをとらんといかん…。恐ろしい。
よくこんな傷で弓を引きますね。痛くないんですか? と私が聞くと、「痛いよー」と顔をしかめて見せた。
その時の大会は精彩を欠く射だったが、やはり痛かったのだろう。
なんと帯状疱疹もやったとかで。
しかし、本当に神経(脊髄)に損傷がなかったのは奇跡。
なーんていう話を皆でしながら、帰ったのである。