昨日とは打って変わって稽古人が少なく、また午後5時までの使用ということで、ほとんどが4時には帰宅していった。
私と、Mさんが残った。彼女は看護師さん。(家庭の事情で現在休職中)。
儚げな女性で、高校時代弓道をやってた腕前は確かだ。芯の強さも感じる。
会が深く、身体がぶれない優しい射をされる。
広い広い道場に、二人だけ。
私はガサガサがさつな人間であるが、彼女を少しでも見習いたいと丁寧に丁寧にを心がける。
心が静かでないと、丁寧ではない。
半矢プラスアルファくらいの出来ではあるが、最初のほうのザワザワした感じとは違う手応え。
そう、今頃は撤収前に半分小的(八寸的)にして、中てっこ大会をしてから帰る人たちがいるわけだ。
ワイワイいいながら、中った、惜しい! 難しい! と騒いで楽しんで帰る。
悪いことじゃないと思うけど、まあ、私は関係ない。普段の通り、霞的(尺二寸)で黙々引く。
最後、片付けしながらMさんにお礼を言うと、彼女もニコニコしてこちらこそと頭を下げる。
ホント、静かで良かったですね。贅沢な稽古ですよね。
県内の道場はほとんど閉まっているというのに!
そうだ。稽古がありがたい。
明日はないかもしれない。
明後日もないかもしれない。
道場があっても、私はいないかもしれない。
だけど、私は稽古を積むのだ。
本当に感謝です。