ボロボロだあ

UNARRANGEMENT 2024/05/21(火) 21:50
ボロボロです。
お稽古では、まあまあ中ることもあるんですが。(波があります)

「中てる!」ってなったら、中てる。
(まあ、遊びみたいなもんですが)。

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ところが、五段審査終わってから、ずっとですが試合で中らないんですなあ。
先生方には「すごく力んでいる」とか、勝手(右手)の力が…と言われているわけですわ。
自分でも、会まで下りてきても、全然離せない。
あれ? 伸び合って伸び合って…。そうこうしているうちにガマンできず手先で離す。
ひどい有様。

先日も8射2中という。(で、記録を見たら、去年も8射2中)。
予選落ち。
悲しいというか、惨めというか。

ある程度はわかってるんですね。
ああ、中てたいという気持ちが力ませているなあとか、わかるんですよ。
でも、なんだろうなあ。五段なんだから中てて当然ですよね…なんてどこかで思う。
そういう見栄とか、ええかっこしいとかが、全部「力み」になってでる。

今回も中てれるとは思ってないから、半矢でいいと自分に言い聞かせて参加したんですよ。

「全然だめやわー。稽古ではもう少し中るのに~」と控えでボヤいていると、後ろから声が。

「うん、そうだねー。力んでるねー」

びっくり。教士7段(県内最高段位)のK先生ではあーりませんか。
K先生は人気が高く、講習会でも皆に囲まれていて私などが近寄る隙がありません。
私の名前など憶えていないだろうと思っていたんですが、射を見られていた!! 冷や汗です。

あ、はいー。

「でもね、僕たちは、あなたのすごく良い射も見てるからね」

は、はい?

私が顔をまじまじと見返すと、チャーミングに笑って立ち去りました。
たしかに、講習会で帰ろうとしている私を捕まえて、K先生は「甲矢はよかった。乙矢どうしたん?」と言ってたなあと。
自分ではそこまで良い射とは思っていなかったが。

でも、みじめで腐っていた私は、K先生の一言「良い射も見てるから」に救われた。
「良い射も見てるから」…腐らずに精進しなさいと言ってくれたように思える。

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で、県外のN先生。

片道150kmほどをかけて今は毎月通う。(仕事で80km先まで行くので、そのついでに寄る)。
そして、小一時間指導を受ける。先生のお宅には弓道場が設えてあるが、私は巻き藁だけの稽古である。
N先生は厳しい。
もう、取りかけからダメ出しである。
どうして指先まで意識が行ってないの?
どうして手先で打ち起こすの?
体の中心を意識して。
勝手が強い。

毎回同じことを注意されて、縮み上がる。
手に汗をべったりかくくらい緊張する。

それでも、何十射かみていただき、「OK」が出て帰りの支度となる。

先生曰く。
「中らない? 別にいいじゃない。そんなことは気にしないのよ。正しい射を続けていれば、中るようになる。今はそちらを考えなさい。中てようとすれば、必ず崩れる」

耳が痛いです。
やっぱ中てたいんですよね。そうボヤク私を微笑んでみていてくれる。
本当に厳しい人だが、尊敬できる先生である。
彼女は父と同じ年齢。88歳。
いつまで見てもらえるだろうか。
また、来月。
No.524 PERMALINK