冷やっとした話

空手 2022/03/28(月) 10:22
今回から、新人2人入れて、1人で指導だ。

そして、長いこと稽古をしてきた男の子が中学校に上がり「野球に専念したい」ということでやめることになった。
一人一人に、焼き菓子を持ってきてくれていて、名残を惜しんだ。私には焼き菓子とコーヒーのセットと手紙。
簡単な手紙で、親に言われて書いたのだろうが、それでも嬉しくて今も大事に取っている。

彼は背丈も私と同じくらいになったのと、思春期に入って、オバサンとはいえ女性と身体を密着するのをいやがる年頃だったので、ちょっとだけホッとした。
どうしても、彼くらいの大きい人を投げるには一瞬密着しなければ投げられない。

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それよりも、少し冷やっとしたことがあって、反省。
忘れないために書く。

入門した母子。
とても熱心で嬉しい。
けど、お母さん、負けん気強い-!
いや、それは悪くない。
なんだかな。うまく言えないけど。

子ども相手ばかりでは難しいので、1分くらい子どもにお願いして、組ませてもらった。

ああ、そうだ。
相手を見ていないんだ。自分勝手な動きを繰り返す。
一人でシャドーしてるみたい。
あー相手が反撃してこないっていうのを勘違いしてるなー。
そう思った瞬間、私は彼女を投げていた。
もちろん、受け身が出来ないことは予想の範囲内なので、道着の首をしっかりつかんではいるし、わざとゆっくり崩した。
にもかかわらず、ドーンと重い身体が落ちて、私は必死に彼女の身体を支えていた。
床にはあたっていないが、とても驚いていたのが見えて申し訳なかった。

「ちょっと投げますよ」と言ってから投げれば良かったのか。

いや、受け身を先にしっかり稽古してからだったなー。

反省である。
きっと痛くはなかったし、どこも打ってないけど、「投げられた」という屈辱感みたいなのは、残ったかもしれない。
受け身をしっかり稽古していれば、畳に転がることも、体勢を崩してしまうことも、全部織り込み済みなんだよということが理解できる。

あーーーー。
必ず、来週受け身やるぞー。
審査前なので、焦っていましたよー。
反省です。

No.378 PERMALINK