コロナ禍での稽古

空手 2022/01/30(日) 14:34
寒いし、暗いし、場所は、武道館じゃないし、多分あまり来ないだろうなとは思っていた。
案の定6人ということで、めちゃ少ない。
いつもの半分くらいだ。
うちはスポ少じゃないので、スポ少からの自粛通達は関係ない。
しかし、学校で「あまり外に出ないように」と言われているようで、多分、自主休みの人も多いのだろうと思われる。

私は午前中の足の調子は悪くないので、ナントかこなす。
それでも、今までなかったくらいの股関節の硬さではある。
柔軟するように指示しても、私の堅さでは子どもたちは言うことをきかない。
もともとは前後はぺったり、横は160度くらいだったのに。
今はそれどころではない。右が痛いので右が硬いが、左だって柔軟性が落ちている。

蹴りも高さよりも、伸びる蹴りを出そうとか言って誤魔化すw

駄目だなあ。
いつまでやれるのかなあ。

不安と不調が捻れた縄のように、心を締め付ける。

それでも、前回や前々回の「運転も怖い(朝から)」ではなくなっているので、徐々に回復傾向なのか??
運転は夜もそんなに酷くない。股関節から横に張ってた筋肉はだいぶ緩んだ。

(まだ筋膜リリースやってない)。

足首は朝から昼くらいまでは大丈夫。
夜は痛い。
さて。

来週も子どもたちが来るかどうか。

本当にコロナは弱小自営業を殺しにかかってるよな。
あとやったのは、ローキック対応。
というのも、投げる稽古は板間ではやりたくないので、ただ後ろを取ると言う稽古に終始した。
子どもたちはなかなか飲み込みが悪くて(ToT)。
なんで、相手の正面に立つかな。
相手が正面にボーッと立ってるのを、ボーッと見ている2人。
こんなことは今までなかった。

子どもと言えども、相手と向き合うときの緊張感とかは大人とかわらない。
それが、ここ数年。いや、コロナが始まって、子どもたちが「オンライン」というものに接するようになってからだ。
目の前の人間に反応できない。

ハー。
(´・ω・`)
いやね。子どもたちだけじゃないのよ。
専門学校でも大学でも様子は同じ。
私は人間だよ。あなたの前にいるのも人間だよ。
そういう意識が薄い。

私はテレビじゃない! 最初の授業で私は叫んだ。
空手では、そう言わずとも、子どもたちにパンチをゆっくり出していくことで途中で子どもが気づく。
あ。この人は画面じゃない。

今は、空手でもそのゆっくりパンチをそのまま顔に受けて「?」という顔をしている子のなんと多いこと・・・。
そして、大学では「私はテレビじゃない」とはもう言えない。オンラインだからだ。
私はテレビだ。

コロナのバカ野郎。

子どもたちはそうとう鬱屈しているようで、帰りに公園の芝をお尻で滑り降りて遊んでいた。
大丈夫? と聞くと、保護者が「子どもは大丈夫です。コロナで溜まってますから」と笑う。
私が「子どもじゃなくて、ズボンのお尻」というと、若いお母さんはハッとして「わー、大変、お尻-!」と子どもたちに声を掛けてたのがおかしい。
まあ、ズボンの1着や2着。心から楽しんでくれれば良いかなw

来週も子どもたちの助けに、少しでもなりたい。

No.297 PERMALINK