金曜日2021/12/03の稽古。
Hちゃん一人。
なので、少々おしゃべりが過ぎるような気もするが、賑やかしく稽古する。
Hちゃんはアニメマンガの類いの好みも、私と近い。
その彼女が、旦那さんと稽古したという。
旦那さんとは私も面識があるが、背の高いイケメン。
ちょっとエキゾチックなハンサムで、職業柄体はガンガン鍛えてある。
彼女が旦那と出会うのは、合氣道の道場であり、旦那さんも合氣道経験者である。
県外の道場で、流派も私が知っているのとは違ってて、「氣」などをきちんと稽古したという。
その彼女は、動かしにくくて、私も四苦八苦している。
で、結果は「簡単に上がった」という!
えー? って驚いてました。
えー!? というのは私の方だ。
それって、すごくない?
イヤー、旦那が私を舐めてるんですよ。
そう笑うが、嬉しそうだ。
いいねー。自信ついた? と聞くと「いいえ全然」と手を振る。
上達してるんだ。私は嬉しい。
私と稽古すると、どうしても最初は力んでしまうけど、素人相手なら大丈夫なんだ。
(あの旦那を素人とするのも、なんか抵抗があるわ)。
私はどうだろうか。
ちょっと冷や汗だ。
以前のように弟子相手に動かせないということはなくなったが(肩取り以外)。
単に「忖度」してくれてるだけかも知れない・・・と悶々とする。
でも、今日は旦那の話に気を良くして、私も一つだけHちゃんにお願いした。
力の強い相手をよく見ているHちゃんに、「手加減一切なしで、相手を動かさないつもりでしっかり持ってみて」と言った。
普通はそういうのはやらない。正直に言うと基本技ではそういうのは動かせない。
基本じゃないのをちょっと受けてね。
教えられないのだけど。
そういうと「良いですよ。ホントにしっかり持って良いんですね」とちょっと不敵な笑みを浮かべた。
Hちゃんが全身全霊で掴みに来る。
私は師匠に教えてもらった「秘伝奥義」で彼女を上げる。
あ。
上がった!
二人で「わー」と言って、目を見合わせた。
上がりましたよ。私はしっかり持ってましたよ。
そう言われて「じゃあもう一回やって。今度は基本技で対応するから」というと、基本技ではとてもじゃないが上がらない。
じゃあ、もう一度だけ違うやつでと心の中で言って、技をかえると、簡単に上がってしまう。
え? え? 不思議ですね。
最初は上がらなかったですね。あれは基本ですか?
そうです。あのような持ち方をしたら、基本技では通用しません。
ですので、稽古では持ち方についても少し注文をつけさせてもらってますよ。
なるほど。わかりました。
私は内心胸をなで下ろす。
一応、上がった。
師匠から習ったものが使えた。
少し上達・・・少しは上達しているだろうか。
合氣を掴むにはまだほど遠いけど。
あきらめはしないぞ。