年度最後の大きな大会。(市レベルなら、春分の日にあるU市大会がある)。
午前中は遠的。ここ5年くらい出ていなかったが、(昔一回出たが、オールグリーンであった。すべて0点)この度、県の会長から、「五段にもなって遠的全然しない人がいるでしょう。それはいかんよー!」とか言われて、ホーム道場に遠的場がないのに、どうして遠的大会に出なければいけないのかとイラついたんである。
しかし、同じホーム道場の人たちが「遠的場がないからこそ、遠的に出てびっくりさせましょう」と。
遠的はだいたい看的だった。(看的=的中について的前で判定し、矢を回収して戻す係)遠的をやらない私などは、午前中ずーっと野外で矢を拾って走る。
下手すると、120m先の土手まで矢が行く。(アーチェリー場を兼ねるので、奥行きがある射場である)。
矢を飛ばせない人は、40mの得点板の前まで届かないで、矢道に落とす。なんで、矢の回収は数人で行うとはいえ、行ったり来たり。
一立めは、4ツ矢。得点制で10点以上で予選通過。
一度だって、通過したことはない。つーか、前述のように、的の中に中てたことがない。(的の下の「袴」(緑色)には中てる)
今年の私は違うわよー。じゃないけど、肩も痛いし、まあ、遠的っていうのもしてみるべ。
バーンっと的中音が響く。
私の視力ではどこに中ってるかわからない。どうせグリーンでしょ。
そう思ったら、「黒」が出た。黒は5点。
おおー。
はい。2本、3本めは的を飛び越えました。(矢取の人、ごめんなさい)。
最後は是が否でも中てる! と思ったら、当たったけど、黒の外の外。白の3点だったので、合計8点で予選通過ならず。
でも、知事杯遠的で4射2中なんて、自分としては満足。満足。
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それがイケなかった…・。欲が出た。
知事杯では、「射技優秀賞」っていうのがあって、五段でも選ばれれば全日本選手権に行けるんである。
それを意識しすぎて、弓のM先生(県外の先生)に褒められたくて、力んでしまった。
もう、めちゃくちゃ。
××と来て(それも一番抜いたらアカン5時に「掃いた(下に着くくらいの高さ)」。
わちゃー。今日はだめぞなもし。
ひたすら焦る。
焦りながら、気持ちを立て直し、3本目はなんとか的中。4本目も。
個人出場なので、団体はない。半矢では入賞はない。
2立めも一本目、力が入りすぎて今度は上に抜く。
ああああ。もうどうにでもなれ。あとの三本は入った。
五中では、入賞はないな。そう思って、片付け始める。
女子ー、五中の方、遠近競射の順位決定ありまーす。ご用意を。
え!?
びっくりしたのは、優勝は6中。一人。
で、5中が13人もいたことだ。
入賞は13人から4名のみ。
もう片付け始めていた私は、ばたばたと用意した。
で、競射は残念ながら、入賞ならず。
本当に残念。
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ホーム道場のメンツは、女子団体3位にはいった。
男子個人も入賞した。
男子団体も3位。
…私はただの人になりました。(´;ω;`)
けっこう落ち込んだよー。
チャンスがあったのに、勝手に終了して勝手に諦めてたよね。
普通は、競射は集中するので好きなのに、全然集中できず外してしまった…。
それから、もちろん、射技優秀賞には選ばれなかった。
「あなたさー、力んで突き上げてたよー。弓手」だそそう。(ホームの会長より)。
あーあ、M先生にご報告できないなあ。
がっかりするだろうな。
いや、落ち込んでいるほうが、先生がっかりするだろう。
だから、大丈夫。
もう回復しました。
肩は痛いけどね。