優勝候補のY夫妻が通夜で不在の中、市の射初会が行われた。
いつも、Y夫妻に優勝を奪われる面々は、「鬼の居ぬ間に…」で盛り上がった。
(私のほうは、Y妻と介添をやる予定で着物までそろえたのに、残念で仕方ない。お正月ということで、ど派手な花柄ピンクの着物を二人でそろえたのである)。
射初め会は、高段者から順番に弓をひく。
(ちなみに、納射会は低段者からである)。
会員70人ほど。
県連登録者30人ちょっと。
射初め参加者20名。
私は二立めの大前となった。
1立めは会長が大前、落がF教士六段の5人。
2立めは私が先頭で五段と四段。
会長は面白い人で、教士六段のくせに、私が引いていると後ろに寄ってきて「勝負だ」と呟いて弓を引く。
当然私が負けるのだが、稀に勝つときもあって、その時の悔しがり様と言ったら!
私みたいな小物に勝っても仕方なかろうと思うが、負けると一層のこと悔しいらしいw
他の人があまり的中のない中、会長と私が連中である。
あー、会長意識してるなと思う。
最後の4本目で会長が外した。
私は会長の悔しがる姿を思い出して、少し笑いが出てきた。
自分の番で放すと、ものすごい音がして、的枠の木に中り外れてしまった。(ああ、他人を笑うもんじゃないなあ。もちろん、外したのを笑ったのではないが)。
二回目の4ツ矢では、後ろのF本さんが、的を倒した。
(たまにある。土が乾いていたりして、枠に矢が中ると的がゴロンとなる。)
的前審判のJ川さんと何度かやり取りして、元に戻してもらう。
気持ちが変わったのか、そこから中らない…・
二連続で外し、後後半は何とか気を取り直して中てた。
8射5中。平凡な成績である。
しかしY夫妻が不在のため、最高は6中。
あと一本(つд⊂)エーン
近寄で、一人だけ中てて総合3位の女子1位にもぐりこんだ。
しかし、もう少し中るはずなんだが。
そう思いながら食べた賞品のマドレーヌはほろ苦い。
技というより、「集中力の持続」が難しい。
後ほど、会長に「俺が外してやったんだから、あなた、中てなきゃ! 一緒に外してどうするんだよー」と叱られた。
ちなみに会長は、二位のほうが賞品が良かったので、射詰でワザと外すという技を披露していた。コラー(^^)
射初めは年に一度だけ余興がある。
風船やら、金銀の的。
風船はいただいたが、入賞者は小さい的は最後のほうしか参加できない。中てれなかった…。
捲土重来。
ぼちぼちやっていきます。
(肩痛いので)。