天道流の大会というか、講習会終わり。
宗家、宗家の娘(次期宗家)、錚々たる師範連中が集まっての稽古であった。

私たちは初心者なので、初段の続き。
でもみっちりやってもらうのはありがたい。なんとか薙刀を動かせるようになった。
岩崩しはちょっとムズイが。(膝を付くのをいつも間違う)。
ちなみに岩崩しを「岩国寿司」と空耳していた方がいて、後で大笑いになった。

技はともかく、そういう偉い人たちが集まっているのに、面白かったのは、茶菓子をいろいろ用意して控えに置いていたのだが、「余ったら持ち帰ってください」とお声をかけていたら、本当に、何もなくなった。(ゴミも持ち帰ったのだろう。ゴミ袋にゴミはなかった!)さすが主婦と、唸った。
というか、本当に自分たちはお菓子を用意したのだろうかと思うくらい手際よくきれいに片付けられていた。(さすが主婦)。

奈良から、兵庫から運転で来られたお姉さま方であった。
東京岐阜、横浜などは、新幹線と飛行機。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

怖い怖いといわれてた先生方も終始笑顔でよかった。
ホッとした。
こういう人たちが、地味に自分たちの流儀を守っているのだなあと思った。
特に宗家のお嬢さんは私より少し下の人だが、テレビで拝見したときは「動きがもっさりしている。あなたみたい」とうちの先生に酷評されていたが、現在は違う。
私に似ているなど言ったら罰があたるくらい、練度が上がっていた。
さすがだなあ。生まれた時から、きっと跡を継ぐつもりで稽古をしてきたのだろう。
私ににているのはちょっと小太りで、髪を一つにくくっているということくらいか。今は。
私も頑張って稽古すれば、変わるのかなあ。

しかし、全な連との仲はあまりよくないようで、その宗家の娘さんは、全な連の四段を15回受けた(落とされた?)そうだ。
弓の世界では数十回落とされるということはよくあるが、なぎなたではそこまで厳しくはない。(いや、厳しいが受からないレベルでの受審は基本的にやらない)。
10年くらい前からテレビにも出て、DVDも出して、売り出し(?)中なのが、気に入られなかったのだろう。
辛いなあ。

まあ、段位のためにやってるんじゃないので、私は「あーそうなんだー」という反応しかできないが。
段位など本当はいらないけどね。
さてさて。
順調(?)に秋のイベントシーズンが続きます。
今日はお掃除デイでした。
No.564 PERMALINK