一人稽古は難しい

2021/12/10(金) 08:38
弓の良いところは「一人でも稽古できる」である。
しかし、一人稽古はものすごく難しい。

火曜日は仕事を午前中に終わらせて、1時すぎにそのまま道場へ向かった。
F本さんが、残っておられて数本一緒に引く。

「あ、離れが緩みました」
「あ、矢が少し下向いています」

「あ、勝手がちょっと早いです」

そういう注意をいただいて必死で治す。
人格者のF本さんは、退職して久しい。
再就職はせず、家事と弓道三昧である。
子どもも4人いて、独立。順風満帆に見える人生である。

この度も、孫が生まれたというので実家に帰省して出産した娘の世話に走り回って忙しいとの弁だった。
母子ともに元気で、すごい可愛いんですよーと相好を崩していたのが先週くらい?
一週間ぶりに会ったら、暗い顔になってたんでどうしたのと聞いたら、「娘が産後うつで、大変なんです」としょげていた。
あーー、順風満帆に見えても、色々あるんだなあーと話を聞く。
結構シビアらしくて、娘を一人にしてはいけないと、きつく言われているので弓の稽古もままならないという。

でも、なんとか時間をやりくりして、たまたま稽古に来たらしい。

久しぶりの射は少し元気がないように見えたが、まあ、彼は的中がだいたい8割~9割。
(ねんりんピックの県代表である)。
まったくぶれない中心軸を見て、私も頑張ろうと思った。

F本さんが帰ると一人。
そこからが長かった・・・。
どんどん中らなくなるが、自分で思い当たる点を修正するが、まったく中らない。
竹も固くて始末に負えない。気温は15度くらいあるが、湿度が50くらいだと駄目みたいだ。

68射、17中の28%という情けない結果。
もちろん、中れば良いということではないが。
中らないということは、何かが駄目だということだ。
それだけは明白。

かなり落ち込みつつ帰宅した。

No.215 PERMALINK