失敗したことも書いておかなければなあ。
本当は忘れたい。
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四国での審査。
私は四国に行ったことがない。
これを機会に行こうねと言っていたら、錬士、六段、七段、すべて別の日程となった。一緒に行くことはできない。
一人で片道420キロくらいか…。まあいけないことはないか。そう思って申し込んだ。
実際、高速道路メインの道はわかりやすく、車の燃費も27キロ超えで気分爽快。
前日泊で、ホテルに泊まる。
ホテルの朝ごはんで、同じ立の女性と偶然出会い、打ち合わせする。
大前が去年広島錬士審査でお世話になったY山さん。なんと!
2番、地元のS木さん(きれいな若い女性。優しそう)。
3番、私。
オチ前 朝食で出会った愛知からの女性。メガネの印象的な中島みゆき似の方。
オチ、地元のI上くん。これまた若い。進行の係の人に「先生!」と呼ばれて、爆笑していた。
悪くない面子。
ホントに和やかに、控えの時間が過ぎる。
アクシデント
1.第一控えから立ち上がった時、私の襷が落ちた。慌てて付け直すが、情けない。
2.2番の人の弦が入らない。相当待っていた。
3.一つ前の立の大前が、落弓。ものすごい大きな音がして、ビビった。
結果は
××
〇×
×〇
〇×
×〇
全員不合格でした。
片矢ではね。
そこまでは、よくある審査。
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今回の失敗というのは、ここからである。
どっと疲れが出た。地元の知り合いと「忘れ物したら、俺がそっち行くとき持って行ってやるけ大丈夫」などと言われて、「おう!」とか笑っていた。
帰りは疲れる。
朝10時に四国を出て、休み休み帰っていた。
広島のSAで休憩中にたくさんの着信とメールが入っていることに気づいた。
「?」
慌てて折り返すと、私が大失敗していることに気づかされた。
「すみません、あなたの弓が残っています。弓をお間違えじゃないですか?」
え? 間違い? え?
慌てて、弓巻を外す。
白のシールで名前を貼っている…、名前違う!!
たぶん、悲鳴を上げた。
電話をしてくれたのは、四国の理事の人。
当事者と連絡を取ってくれということで、慌てて電話を入れる。
76歳の男性。
平謝りに謝って、まだ四国にいるということで、四国までお持ちしますというと、本州が自宅だから、その近所まで持ってきてという。
一も二もなく、「すぐお持ちします」ということで、倉敷までそこから引き返す。
広島から倉敷まで1時間半程度。
インターチェンジを降りたすぐのセブンイレブンで待ち合わせ。
セブンでありあわせのスイーツを購入して、せめてものお詫びになればと。
初老のオジイサンがグレーの車から降りてきた。
私は、滅茶苦茶謝った。よく覚えていない。
もう情けなくて、申し訳なくて。
話を聞いたら、なんと、審査の前に気づいたという。
ああ! 弓は? と聞く私に「買え弓があるから、それは大丈夫なんだけど」と言ってくれたのは救いではあるが。
審査の直前に自分の弓がなくなっていたらどんなに動揺するだろうか。
本当に申し訳ない。
握りがそっくりだったのと、白い名前シールだったこと以外は、全然似ていない弓で、改めて自分のやらかしたことに唖然とする。
間違えた弓は「薩摩竹山」でとても高価な弓だった。本当にすみません。
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走行距離二日間で11000キロほど。
朝10時に出て、自宅に戻ったのが21時半。
もう、どうやって戻ったか、記憶にない。
自分の弓は、隣の道場のS田先生が、持って帰ってきてくれていた。
一番やってはいかんミス。
というか、全国に注意喚起されるレベル。(毎回のように弓の取り違えが起こってて、いつも注意される)。
弓道やめようかと思うくらいの衝撃だった。
反省点はいくつかあるが、片道420キロの運転ができると自分を過信していたこと。これが大きい。
普段でも、普通に一日300キロくらいは運転するが、たいていは隣にヒトがいる。
一人というのは、難しい。
なので、九州での審査は今回見送った。
とてもじゃないが、無理だ。
春分の日の試合も行きたくなかったが、団体戦を組んでいたので、仕方なく出た。
数人に話を聞いてもらって、少し心が軽くなったが、試合自体はさんざん。
×××〇/〇〇〇〇
最初の三本がだめで、5中では残念でした。
(もっとも、6中で優勝だったので、もう一本!と皆から言われました)。
まだまだメンタル的には回復していなくて。
落ち込むことばかりです。
弓道でやっぱり少し天狗になっていました。反省です。
謙虚に、ただ精進しようと思います。