ホントに上達しているのだろうか。
ホントにできるようになるのだろうか。

私が「来年の秋までにつかめなかったら、やめます」と言う前に、(言いたかったが、勇気がなかったw)、師匠が言う。

「来年の夏、卒業」

は!?

うん。来年の今頃は卒業だね。私の弟子で、初めての卒業生だ。
なんですって!?
○○先生は? 兄弟子を含めて、師匠の高弟の名前をいくつもあげるが、「うーん、卒業はまだできないな」と。

いやいやいやいやいやいや。

先生! 私、まだちょうど2年くらいですよ?

師匠はそれがどうしたという風に鼻で笑って、「じゃあ、ちょうど3年でつかむんだ。いいね」と。

いやいやいや・・・・。

ありえないっしょ。
兄弟子たちは、30年以上も稽古しているのだから。
私の空手歴と同じくらい。それを三年前に入った人に免許皆伝・・・あるか。あるな。
しかし、それとこれとでは話が違うような・・・違わないか。

うーん。

確かに私の空手の腕はへっぽこだ。
だから、誰か3年くらいやった人が代表の後を継いでも別になんとも思わないが。
合気道も、3年くらいでは、まだまだ初心者の域を出ないものだ。
合気道三年で、免許皆伝は、ないな。
なぜなら、学ぶべき理合いがよくわからない。
だから、年数が重要になるものなあ。
(うちの空手は、理合いはしっかりしているので、できればオッケーできなければアウトである)。

技は覚えるものだ。
動きも覚えるものだ。
理合いは? 
理合いさえつかめば3年でいいのか。
ホント???

不安であるが、師匠は「絶対できると思っておらんとできんよ」と涼しい顔である。
信じるしかないのか。
師匠が嘘を言う人だとは決して思わないのだが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
県内の道場の話をちらっとした。
兄弟子が教えに行っている。

え? わざわざ。偉いねえ。
師匠は言葉を継いで言った。「わざわざ行かんでも、らら先生が教えに行けば良いじゃない?」

ひゃああああー何を馬鹿な。
私は両手で振って否定する。

無理です。無理です。無理無理無理。
第一、私あの道場に、「やめてください」ってやめさせられた人間ですよ。
どの面下げて行くんですか。行きませんよ。頼まれても行きません。

あはは。
そっか。そうだったな。
でも、そのおかげで、らら先生はここにおるのだものなあ。

はい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

運命は不思議である。
本当は、本音を言えば、お金を払ってでも、またあそこで稽古ができたら良いと思う。
でも、それはかなわない。
自分にとって、一番大切な物を失ったからこそ、師匠に巡り会えたのかもしれない。

この先の道は、どこに続くのだろうか。
不安になるな、信じろ! との師匠の言葉を思い出す。

信じますとも。頑張ります。

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