雪の中の夜稽古

2022/02/18(金) 09:38
予想はしていた。
雪が酷いので、F教士は来ないかも知れない。
私も結構危ないかもしれない。(タイヤは替えた)。

午後5時くらいに道場に入ると、雪が少しつもっていた。

誰も居ない道場で1人黙々と準備をする。
午後三時前に人がいなくなって、2時間。
安土は完全に乾いていて、シンと冷たい。

水を撒き、ストーブに火を入れて、弓に弦を張り矢筒から矢を出して用具の点検をする。
弦は昨日切ったばかりなので、新弦である。すぐ伸びるので、用心しておく。
今日も時間がないので、示現SG14キロのみ。
この前、M原さんに「竹弓は毎日引いてやれよー」と言われたのにねー。無理だって。16㎏。
2キロ違うと全然違う。
この弱い弓で、射型を整えてから、弓力を上げればよい。

そうこうしているうちに、M原さん登場。
彼は毎日毎日、仕事帰りに1時間ほど引いてから帰る。
雪だろうが土砂降りだろうが酷暑だろうが関係ない。
よれよれの作業着でフラリとあらわれて、竹弓を張って、着替えて巻藁二本くらいしたら、すぐに的前。
いつも12本矢を出して、引ける最大限を引いてる。
私たちがゆっくり4本引く間に、10本とか引いてるー。
そして、さっさと帰る。

昨日も「言ったことできた?」と私の射を気にしてくれるが、相変わらず後に飛ぶのを見て「そりゃーじぶんで後に行くようにしとるもん」「まっすぐはなれてないもん」「まだまだ肩と馬手が遠いモン」とケチョンケチョンに言われた(ToT)

言われたとおり引いたら、中る。
けど半分以上どっかに行く・・・。
更に悪いことに右手の肘が痛み出した。
グッと入れるときに、筋がピキッといった。

カーボン弓では壊さないのに、グラスで壊すとは・・・(示現SGはグラス)。

肘をかばいながらの稽古。
幸い、帰るまで足はなんとか我慢できる痛みだった。
帰るときに、玄関の段差を下りた瞬間、ピキッとなってしまって焦ったが、それ以外はまあまあよかった。
肘が痛いと肘に集中してるしねw

36射12中で、33.3333333%
三分の一。

それでも、M原さん曰く「中ってるときは、射型がだいぶいい」とのこと。
少しホッとした。
以前は中っても、審査に落ちる射だったわけだから。
ポイントは弓手じゃなくて、馬手だったわけだ。

私が竹弓を譲ったMちゃん(有償で譲りましたよー)も稽古に来て、すごくきれいな射でした。
Hくんも来ました。寒かったのに、2人で着物で持ち的、本座返りありでやりましたよ。

おつかれさん。
またがんばろうね。

No.322 PERMALINK