コロナ下の稽古

大東流 2021/08/26(木) 19:10
県有施設が自粛という。
よくわからないが、現在武道館は使用禁止(改修工事のため)なので休みであるので関係ない。
市有施設はなにも言ってこないので、稽古へ。

稽古をしながら去年のことを考えた。

これが最後の稽古になるかもしれませんね。
しばらくまたお休みかも。
しんみりする会員たちと技を掛け合う。

あのー。
一人の会員が声を上げた。

ウチでよければ。狭いですけど。

最初何を言ってるかわからなかったが、家でやっても良いよということだった。
三畳程度でよいなら。

私は笑いながら、師匠との稽古を思い出す。
いや、師匠との稽古なんて、メッチャ狭いところでやってるから、三畳OK!!
ホッとして、胸のつかえが降りた。
言葉に甘えよう。
もし、今使っている武道場が使えなければ、彼女の家に集合ということになった。
受け身は立っては取らせない。
坐り技メインで。

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コロナで不安ばかり。

毎回顔を合わせる居合道(剣連なので私とは流儀が違うが)のオジイチャンたちは、二人とも七五歳を過ぎている(7段の県でも有名な大物先生らしいw)
子どもの二年間と、大人の二年間と、75歳過ぎての二年間は重みが全然違うだろうと思う。
オジイチャンたちは、暑いね暑いねとぼやきながら、毎朝(!)1時間みっちり刀を振る。
ワシらには、時間がないですから(^_^)とニコニコいつもしている。

ああ、私も、彼らのように時間を大事に稽古していただろうか。
反省ばかりの稽古。

今日は二人とも良くできました。
きっと「ここで稽古できるのも限られている!」という集中が助けたと思う。
私こそ反省ばかり。

No.29 PERMALINK