あーあ。
昨日はあんなに盛り上がって幸せだったのになあ。
「あと2回ですね。厳しく指導しますよ」とM錬士が厳しい表情になる。
あーあ。
もうヤダ。
昨日の礼射では、F教士から言われたことは視線が少し下になるよ(弓倒しのあと)ということだった。
他は良いよと。
しかし、そういうわけにいかないんだろうなあ。
一緒に引く人たちが違えば、こんなに違うんだよね。
わかっていて、ものすごく緊張して気を付けて体配をするが・・・。
肘を生かして!
脚が揃ってない!
弓構え、出来てない。
執り弓の姿勢が、肘がだれる!
うらはず、高い!
めちゃめちゃ注意が飛ぶ。
さらに、笑ってしまうのが、私の方を見て「名前、なんだっけ? ○番の人!」と呼びかけたことだ。
名前すら覚えてもらってないのよね。わっははは。
そりゃあ、そうだ。一週間に1度ちょっとだけの人間の名前なんて覚えてなくて別に構わない。
ただそういう人が、射の指導をしちゃいけない。
骨格、癖、以前の引き方などを知らない人が指導してはいけない。
どういう稽古の積み重ねで、今どうなっているのかをわからない人間が、偶さか出会った人間を型に嵌めるなんて、愚の骨頂だ。
昨日の親切な、丁寧な、F教士の指導を思いながら、どんどん不愉快になっていく。
F教士は全然威張ってないし、指導もわかりやすいし、「ずっと見ていない人間の指導はしない」と言い切る。
流石に私がニコリともしないのを、少し気にしたか。
2回の稽古のうち束中があったのは私だけだったので、結局射についての注意はなかった。
自分でも驚くくらいだが、全く笑わない稽古になった。
(というか、射のときは笑ってないが、控えでもニコリともしないっていうのは、不思議な感じだった。いつも私はこれでもニコニコしてたんだなあと思った。)
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礼射2回。(巻藁もなし)
一回目 ××(前に抜く。流石にイライラしすぎていた)
二回目 ○○(やっとエックス射法を思い出した)
実際には、一回しかやれないので、少し落ち着いてエックスが思い出せるようにして引きますよ。
明日は弓は休み。
明後日は小さな大会。
先ほど、会長から「第二介添」の依頼がありました。
今から復習していきます(^O^)