先日は、弓道の体験会。
お世話に出かける。
去年は、あのヒトを誘ったけど、振られたw

参加射名簿を見ると、隣の市とか、ちょっと遠くからも参加がある。
あのヒトだって、来てくれれば良いのに。
でも、絶対に来ないだろうな。
来てくれたら、稽古のためになる充実した時間を提供できるのにな。

そういうことを考えながら、女性たちに胸当てをつけ、下カケの付け方、カケの付け方を教える。
弱い弓を出し、選んでもらう。

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集団の中に、良く見知った懐かしい顔があった。(>o<)

わー!
お互いが、「なんであなたがここにいるの?」と固まってる。

合気道で数年一緒に稽古した外国の方。
英語圏ではないが、白人なので、苦手な英語で話しかけられて閉口してたのだったw
日本語のほうが好きなのだそうだ。
合気道は今は、あまり(ほとんど)行ってないという。
剣道に夢中なのだ。

そういう彼が、友人の女性を連れて立っていた。

彼は私のことを先輩と呼ぶ。

先輩、なんでここにいるんですか!?
先輩はもしかして、弓道もやるのですか!?

ありえない。

隣の女性にごにょごにょト説明している。
私は笑いを抑えながら、「いやいや、あなたこそ、なんで弓なのよ」

いや、日本の武道では弓は重要ですから!

茶目っ気たっぷりに笑って、慣れた様子で射場に入る。

どうも、お金と時間がないので、「無料の体験」のときだけ来ている様子。
私は、毎回お手伝いに来ているわけではないので、彼に会ったのは始めてだったが。
のっぽの外国人に囲まれて、(もう一人、白人男性が来ていた)、日本語で指示をする。
所々、英語と彼らの母語を混ぜると、ニヤリと笑う。

そういえば、学生にブラジル人がいて、ポルトガル語を少しやった。
(今回はポル語じゃないが)。

私がたどたどしくポル語のいくつかを口にすると、大喜びしてくれたっけ。

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弓に来た彼は、多忙極まり、本格的にはできそうもない。
けれど、日本の武術に憧れ、遠く海を渡って来た。

私とあなたは、同じ血を持っているのだよと言うと、キョトンとしている。

「武士の血だよ」というと、我が意を得たりで、アハハと声を出して笑った。

もっとも、私は武士道には何の興味もない。
ただ、至誠のヒトのあり方としての一つのあり方でしかない。
武土でも、農民でも、商人でも、同じだ。
誇りを持って、稽古に励みたい。

稽古を続けていれば、種目は違っても、同じ志の人と出会う。
それは、なんてありがたくて幸せなことだろう。

願わくば、巡り巡って、また、あなたと出会えますように。
遠い遠い未来のその先で。