あかるーい。
深夜の山登りも、全然灯りがいらないくらい。
(でも、動物が出るので、一応懐中電灯を持って歩く)。

いいなー。満月。
春霞に月光が反射して空全体が薄明るい。
足下は、明るいところと影がくっきりとしている。

今頃静かに桜は満開だろう。

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でも、わざわざ見に行くことはない。
仲間に誘われた花見射会は行くけど。

だって、桜は桜。
去年も今年も桜は桜。
わあ、キレイだなあと通り過ぎて終わりだ。
良いのだ。

娘も言う。

桜?

もう見た。

二人で笑う。

そだねー。わざわざ見に行くほどじゃないよね。

いやいや。
私はちょっぴり反論もする。

イケメンと桜の中をそぞろ歩きなら、楽しいかもよ?
(私の中では、イケメンは、あのヒトだ)。

それってさー、何しても楽しいでしょ?
イケメンと一緒なら。

そだねー。

それもそうだ。

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一人でも大丈夫。
日常を機嫌良く、精一杯頑張れば良いと思う。
満月の満開の夜。

執着を捨てていく。。

何もいらない。
ただ、この身体一つあればいい。
さーて。
原稿がんばるぞい。
2018/03/31(土) 23:23 日常 PERMALINK COM(0)
久しぶりの師匠の「手取足取」。
いや、足は取らないか。
手も指も、掌も、全部直される。ふええええ。

師匠の言う通り(手を持たれてコースを確認してもらって)、引くと「的中」!
最後は4本中1本外しただけ。(それも、外したのは師匠が手を離した後のことだ)。

はー(-_- )。
結局師匠の言う通りにするしかないw
そして、その師匠の言う通りが日数とともに身体から抜けていくと「我流」になるんである。
わかっているが、師匠はたまーに気が向いたときにしか指導してくれない。
本当は、師匠にこそ見て欲しいのだが・・・。
私が四段を受けると聞いて、「指導したい」と思うヒトは多いのだ。
(ありがたいことだが、あれこれ言われすぎても頭パンクなのである)

今日も、称号を持つ先生からクソミソに貶されて(本人にはそんな気はないとは思うが、正直ケチョンケチョンに言われた)とてつもなくしょんぼりだったのである。

だから、最後の最後にみっちり師匠がついてくれて、射はともかく(!)、心穏やかになったのであった。

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師匠が、的中した的を眺めながら言う。

「あんたもとうとうはまったねえ~(^.^) 辞められなくなったねえ」

へ?

私は話半分に耳を傾ける。

「オレはさ、四段になるまでに10回は辞めようと思ったよ。 
 辞めたいと思ったらさー、高い道具を買って辞められないように追い込んでたなあ」

私は、ちょっと師匠のほうを見て「私は辞めたくはないですね。でも、いつ辞めるかわかりません」とボソボソとつぶやいた。
師匠は聞いているのか、聞いていないのか「うむ」と去って行った。

いつ辞めるかわかりません。

理合いが違うと思えば、明日からでも来ません。
身体の使い方が異なるのなら、今すぐにでも辞めます。

それから。

それから、指導者が私を嫌うような場にはおりません。

心の中で答える。

私の幸せは、師匠たちに恵まれていることだ。
恵まれなかった種目とはおさらばしたし、何の未練もない。

私は、薄情なのです。
もし、明日から弓を引けなくなったとしても、今日必死に引いたから、未練はないのです。
きっと、「ああ、もう引かなくて良いのか」と安堵するかもしれないと思う。
死ぬときもきっとそう。
明日、死んだとしても、今日必死に生きたから未練はないのです。(師匠には申し訳なく思うが)。
ああ、もう頑張らなくていいのかと、安堵することでしょう。

だから、ただただ、走るだけです。
春休みもそろそろ終わり。
仕事をしないと、収入もないので苦しい日々だけど。

朝から稽古。
午後は弓。
それでも、大体6時間くらいの稽古だな。

本当は夜も稽古を入れたいけどw

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この前気づいたことを試したが、門人を動かすのは難しかった。
(-_- )うーん。実感を再現しようとしても、難しいなあ。

弓も、気をつけていても、手の内が戻る。
親指が短いのである。
そして、力がないので反らせることができない。
なんで親指ゆるむの??
何度言われても、自分でも情けなくなる。

一歩進んで二歩下がる。
100歩下がって101歩進めばいい。

桜の花が美しいのに、私は見る余裕がない。
先輩方は、同輩連中も、皆「キレイねえ」と喜んでいるのに。
私はただただ、さっきの動きを思い返してる。

来年はもう少し、余裕ができるかな・・・と思う。
来年の桜は、もう少し美しいと思って見れるかな。

新緑の中でも、稽古あるのみ。

さあ、がんばろう。
(原稿はまだまだです~(^^ゞ)
2018/03/29(木) 22:58 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
桜は今日、ほぼ満開です。
射場の後ろに、桜が沢山咲いています。
家族連れや、小さな子ども、カップル、犬を連れた老人・・・。
色々な人が桜に見とれています。

あなたと歩いた、あの桜も、八分咲きでしょうか。
ちょっと寒いのか、下の桜のほうが少し早い。

一緒に見たかったです。
でも、あのとき、一緒にあるいたピンク色の道。
敷き詰められた花びらの色を思い出します。
思い出があるから、大丈夫です。

私は、また何度もあなたと桜を見るつもりでした。

風が優しく顔を撫でる春の日射しに、あなたの笑顔。
そして、後ろの桜道。

本当に懐かしい。

あなたは優しい。

思い出を残してくれてたから。

何もなかったら、私の春はもっと寂しいものだったろうと思います。
大丈夫です。

いつかあなたに見せてあげたい。
いつかいっしょに桜を見ましょう。
いつか。

いつか。
2018/03/28(水) 23:20 あなたに PERMALINK COM(0)
今日も、偉い○○先生が来られている・・・(^^ゞ
昨日の今日だし、怯えなくて大丈夫v
などと、自分をなだめながら射場に入る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わあ、全然(^。^;)

「的付けが、悪い」

「勝手(右手)が悪い」

「カケに引っかかってる。それで、前だ」

「身体が浮いた!」

「なんで親指が曲がるの!?」

ありゃー。
昨日のは、夢? 幻?

先生は事細かく指示を出して、注意して、口をへの字に曲げたままだった(´・ω・`)。

たぶん、昨日のことは夢ですね。
的中も先生の前では、出ません。
先生は「今のあなたのレベルで的中が出る方が可笑しいんですよ。的中があるということは、もう一カ所ヘンなところがあって、それが打ち消し合ってるだけで、そんな射を覚えても駄目ですよ。中らないで良いんです。堂々と正しい射をしていくウチにそのうち中るのでいいのです!」

見事に死亡フラグ回収!(別の意味で。でも、悲劇的ではあります)。

は・・・。小さくため息。

先生が、皆の前で私の射の駄目さをくさす。

「あなたねえ、何やってたんだっけ? 空手?」

私が答えようとすると、周りが「色々」と答える。

先生が色めきだってちょっと、顔色が変わる。しかし、さすがにそれ以上は、私を皆の前でこき下ろすのはマズイと思ったのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まさか、今もやってるの?
色々って、何?

先生にちょいちょいと手招きされて、腹を括る。

私が口を開こうとすると、先生がかぶせてくる。

「私はね、色々やってて剣道は何段で、とか言う奴らが大嫌いなんだ」

ああ、もう。何を言っても嫌われる。
けど、これだけは言っておかねばなるまい。

そうですか。

と私は一呼吸置く。

先生。私はメインは○○流です。

は? 

先生はその武術を知らない。
簡単に説明しても、徒手の武術は知らないのだろう。

「どこに習いに行ってるの?」

「隣県の田舎まで」

「どういう段位?」

「師範です」

話の途中から、先生の態度が変わった。

「そういうことなら」

「ウチの師匠には、ちゃんと弓の稽古をする許可を得ています」

「うん。そういうことならね。」

たぶん、そのあとの「良いでしょう」を呑み込んで、頷いた。

先生には、第一の稽古は○○流だと伝わったかどうかは心許ない。
(最後まで、別の流派とか武道を「○○道だっけ?」なんて聞いてたもので・・・)
でも、弓も大事だけど、他にもやっていることがあって、それこそが最優先なのだと伝わったのではないかな。
吉と出るか、凶と出るかはわからない。

でも、伝わるなら早いほうが良い。
弓を引けなくなるのは辛いが、メイン武術のほうが大事であるし、嘘を言うつもりも全くない。
それで先生が「もう稽古に来なくて良い」と言えば、それまでである。

しかし、こんな形で死亡フラグ回収とはね・・・。

師匠は「弓も極めなさい」と言ってくださったのになあ。
普通の人は、そんなに心が広くないのかもしれないなあ。

まあ、良いさ。
嘘は言ってないし、言うつもりもない。(他の武道のことは言ってないが、聞かれていない。)

誠実に稽古するだけだ。
駄目と言われたら、そこは撤収すればいい。




昨日から、本格的に単衣で弓を引く。
(それまでも、暖かい日は一度着たのだが、まだ早いと思って置いていた)。

萌葱色のふくれ織りの優しいきもの。
後ろの紋は、青で染められている。

ちょっと派手かなあと、届いた包みを開いて不安だった。
普段の弓引きさんのきものは、紺とか黒、紫が多い。

送料込みで、2,000円を切る。
実は、年末に参段に受かってから、単衣も必要だと思い、後先考えず((^^ゞ 自分へのご褒美で買ったのである。

単衣は涼しい。
もぞもぞしないので、私は普段は単衣がメインである。
(「単衣は5月と9月だけよ」なんて物知り顔をする馬鹿な先輩もいるが、知らん顔している。そんなのは、礼服の話だし、普段で着る人間の実感からはかけ離れている。)

先輩たちが、「わあ、春らしいね!」「いいねー!」と言ってくれる。
中でも驚いたのが、絶対服など褒めるように見えない、しかめっ面(失礼)の年配男性二人に「春らしくていいねー!」と言われたことだ。
大丈夫なんだと思うと嬉しくなった。

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昨日は晴天で、弓道場の桜は一つか二つ花開いていたのが、時間の経過とともに、どんどん咲き始め、帰宅のころには五分咲きとなった。
弓道場の窓から、親子連れが楽しそうにお弁当を頬張っているのが見えたりして、こちらもほっこり。(でも、見てたらお腹空いた)。

桜の季節は嫌いだけど、今年は大丈夫かなあと思う。

あなたに見せたい桜の花が咲き誇る。
あなたに見て欲しい、私の春色きもの。
望みは叶わないけど、少しだけ心優しい気持ちになる。

きっと今日は午後、満開直前までいくのかなあ。
また、ずっと弓を引くだけの午後。

萌葱色の春色きものを着ていこう。